JANCIS ROBINSON × MOTOHIRO OKOSHI

デザイン性と機能性に優れた
1脚のワイングラス

ブランド・アンバサダー大越基裕氏が提唱する
ザ・ジャンシス・ロビンソン ワイングラスの魅力とは?
大越氏にその魅力を解説頂きました。
(2019年3月)

POINT 1
【様々なワインに使える万能サイズで高級感も演出】

ザ・ジャンシス・ロビンソン・ワイングラスのボウルの大きさ(容量)は幅広いワインに使える万能サイズで、多くのカジュアルワインから一定の高級ワインには十分な大きさがあると言えます。これ以上大きいグラスを使う頻度は少なく、丁度良いサイズと言えるでしょう。

また、グラスは手ざわりが重要です。表面の滑らかな質感もさることながら、手の中でのフィット感も求められます。このグラスは、その薄さやデザイン性、持ち心地の良さからも一瞬で高級グラスであることがわかります。

POINT 2
【ボウルの形状とサービス時の効果「香り・ワインの開きのはやさ】

ワインを注いだ際の液面の最上部(ピーク)がグラスの下方に来るように設計されています(一般的な100-125ml の場合)。 結果、ワインと酸素の接触面はより広くなり、ワインはグラスの中で開きやすい状態となります。逆にピークがグラス上方に来ると開きが遅くなりますので、このグラスは形状としても理想的と言えます。

POINT 3
【ボウルの形状は香 の広がりに最適】

ピークからグラストップにかけてボウルの形状は上方へ行くほど狭くなります。グラスの下方に溜まった香りは凝縮・収束して一気にグラストップへ押し上げられ、広がっていきますので香りがより捕えやすく なります。スティルワインは勿論の事、シャンパーニュも今日ではガス感よりも香りを楽しむ事が重要になっています。この意味でもスパークリングワインにも最適な形状のグラスと言えるでしょう。

大越基裕氏

大越基裕氏

POINT 4
【自然なスワリングの効果が期待できる】

上述している通り、液面のピークがグラスの下方 に来るよう設計されていますが、その構造も理想的です。ボウルはエッジの少ない形状をしています。これにより、軽くグラスを回す(スワリング) だけでワインは自然に一定以上のグラスの壁面をなぞり、より香りは揮発し易くなります。エッジが効きすぎるものはワインにとっては優しくないように感じてしまいます。スワリングの際に抵抗が無いグラスは、回している感・回されている感も無いので、自然な感覚でワインと接していられます。この点はクラシカルワインだけではなく、ナチュラルワインなどとも感覚的な相性の良さを持っていると言えるでしょう。

POINT 5
【試飲時の効果「自然に口の中に流れ込む速度と感覚」】

グラスの表面は非常に薄く繊細にデザインされていますので、口の中へ抵抗のないワインの流れを自然に作ってくれます。 非常に工夫が詰まった形状で、様々なスタイルのワインに使っても違和感がありません。また、グラストップにかけて広がりのある形では無いので、飲み手も無理に顎を上げずにワインを飲むことが出来 ます。女性のお客様にも自然な姿勢でエレガントにワインを飲んでいただける点は喜んで頂けるのではないでしょうか。

POINT 6
【精度の高いペアリングには必須「スピードが勝負なペアリング」】

一般的なサービス量はペアリングの場合40-60mlです。ペアリングの場合、空気に対して液量が少ない事からワインの力を早く発揮させる必要がありますが、大きいグラスでは開き過ぎてしまい、小さいと逆に閉ざしてしまいます。適度なサイズと形状を持つこのグラスの場合、ワインを理想的に開かせ、自然の速さでワインが口に流れ込み、口当たり により上品さを与えてくれます。この点からも、精度の高いペアリングを実現するには必須といえるでしょう

POINT 7
【経済的効果「1 脚のグラスを使う利点は多くある!」】

ONE GLASS FOR EVERY WINE(様々なワインに適応する1脚のワイングラス)というコンセプトはレストラン運営面でも利点が多いと言えます。異なる形状のワイングラスを使う事もソムリエの仕事ですが、1脚のグラスで統一することは、在庫管理を容易にもさせてくれ、経済的側面から見てもそのメリットは多くなります。異なるグラスを使用すると、多くのグラスを在庫しなくてはならず、スペース的にも広い面積が必要となります。また破損時には種類の異なるグラスを補充・購入する必要が出てきますので、グラス購入頻度もおのずと高くなってしまいます。

逆に1脚のグラスで統一すると、例えばペアリングでワイングラスを20脚必要とする場合、在庫として30脚~35脚のグラスがあれば破損時も補充しやすくなるでしょう。

実際、私のお店Ăn Điでも一つのグラスで統一してきました。
-席数26席-ペアリング5-6種:グラス数85脚(実際の稼働数70脚)

ワインの楽しみ方は様々ですが、同じグラスで試飲することでワインの本質(産地の特性からくる本来の味わいの違い)を正確に判断し楽しむ事が出来ます。 様々な利点のあるザ・ジャンシス・ロビンソン・ワイングラスを是非一度お試しください。

-大越基裕氏-

国際ソムリエ協会 International A.S.I Sommelier Diploma /
WSET Sake Level 3 & Educator

渡仏後2001 年より銀座レカンソムリエ、2006 年より約3年間再渡仏し栽培、醸造の分野を学ぶ。 帰国後同店シェフソムリエに就任。2013 年6 月ワインテイスター/ ワインディレクターとして独立。 世界各国のワイナリーやレストランを周りながら、最新情報をもとにJapan Airline や有名レストランからカジュアルレストラン、インポーターなどへのコンサルタント、講師や講演、執筆などもこなして ワインの本質を伝え続けている。

外苑前にモダンベトナム料理店An Diもオープンさせており、世界中のワインと国酒を提供している。2019年『ジャンシス・ロビンソン・グラス・コレクション』 ブランド・アンバサダーに就任

大越基裕氏