モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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砂漠で生まれるエレガントなビオワイン

サム・ハロップ・ワイン


みなさん、こんにちは。コウノカヨです。たくさんの記事のなかからこちらに辿り着いて頂いたみなさま、ありがとうございます。

これまで17年間、気づけばヨーロッパ9か国のワインの買い付けを行ってきました。そうして知った「ワインは人が造っている」という当たり前の事実。その地その地に根差した愛しか伝わってこない個性豊かな造り手たち。スペインではどうしても直接話がしたくてめちゃくちゃですがスペイン語も習得しました。

そんな海の向こうの愛すべきWine Peopleをちょこっとご紹介していくシリーズです。
 

過疎の村に若者がやってきた!砂漠気候のワイン造りで目指すもの。ボデガス・アスル・イ・ガランサ


スペインって明るい国、食べものが美味しい国・・・とポジティブな印象をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
そうです。その通りです。
いつも冗談でその場を和ませ、みんなで美味しく食べて美味しく飲む。
私はそんなスペインのお国柄が大好きです!

ボデガス・アスル・イ・ガランサがあるのはピレネー山脈にもほど近いスペイン北部ナバーラ地方。私がスペインのバイヤーになった2008年に初めて買い付けた思い出深いワイナリーの一つです。
自然派がまだ珍しかった当時、海外のとある情報筋から「スペインで3人の若者が有機栽培に取り組んでとてもピュアなワインを造っている」という噂を聞きつけました。

出会ったワインは、身体まで軽くなるような、明るい果実味たっぷり!


早速コンタクトを取り訪問。
その日は朝の7時にホテルを出発し、途中あちこち経由しつつ大雨に打たれてボデガに到着したのは夜の8時前。もうヘトヘトでしたが、出迎えてくれたダニーとフェルナンドの雰囲気はみるからにアーティスト。ちょっと普通のワイナリーと違うセンスを感じます。
「まずはこれを飲んでみて」と出されたグラスから溢れる明るい果実味!疲れなどまるで無かったかのようで、身体まで軽くなってとても話が弾みました。

その時飲んだのが四月という名の「アブリル・デ・アスル・イ・ガランサ」です。

四月は日本でも桜咲く美しい季節ですよね?このワインは生命が芽吹く春を表現して造られたスペインを代表する品種、テンプラニーリョ主体の赤ワインです。ちなみにテンプラニーリョの語源はスペイン語で「早い」を意味するテンプラーノ。他のスペインの黒ブドウ品種より早く成熟することからその名がつきました。
人見知りしない子なので馴染みがよくスペイン各地で栽培されていますが、産地や造り手によってキュートなものからフルボディのガッツリ派まで幅広いスタイルのワインになります。

広がる豊かなタンニンと確かな骨格。果実味に癒され、ほどよいボディに満たされるワインです。
ラベルがかわいいですね。私にとってこれはアスル・イ・ガランサの世界観を凝縮した絵本そのもの。アーティストでもあるフェルナンドを中心にデザインされています。
よく見ると真ん中に女の子がいます。ブドウ畑に佇んで、ハーブや果樹、小鳥やウサギ、羊に見守られています。アスル・イ・ガランサは自然農法をしているので畑の土がとっても柔らかく、たくさんの命に溢れています。羊やウサギは畑を耕し肥料を与え、益虫たちは命と命を繋いでいます。だから農業のシンボル、蜂もたくさん集まって来て美味しい蜂蜜まで採れるんですよ。
こんな豊かな畑ができるのは、実は厳しく壮大な砂漠地帯にいるからなんです。

 

砂漠の中で行われる有機栽培


空気はとても乾燥し昼夜の寒暖差が激しい砂漠気候は有機栽培には最適な条件が揃っています。
唯一の問題があるとすれば、クオリティと引き換えに収量が落ちてしまいお金儲けにはならないこと。「こんな儲からない所でワインを造るのは僕らくらい!」と笑顔で応える3人のワインはしかし、世界中で支持されています。

 

自然体で無理のない取り組み


有機栽培を目指してまだ20代の時にワイナリーを設立したアスル・イ・ガランサの3人が拠点とするのは、ヨーロッパ最大の砂漠公園、ラス・バルデナレス・レアレスを有するナバーラ地方の過疎の村、カルカスティージョ。

あれから20年近く経ち、今では有機の枠を超えて、あらゆる生物を味方につけるビオダイバーシティやサステーナビリティの取組へとその世界を広げています。
砂漠の外に広がる緑の世界。砂漠化を少しでも食い止めたいという思いも胸に秘めながら・・・。 今ではかつての過疎の村も3人の活躍で活気を取り戻し、世界中から多くの人が訪れるようになりました。

自然体で無理のないアスル・イ・ガランサの取り組みは、大地のパワーを吸い上げた優しいワインとなって私たちの手もと元に届きます。 美味しく飲んで楽しく過ごす!みなさんもぜひアスル・イ・ガランサのワインをどうぞ。

 

Profile: コウノカヨ

株式会社モトックスでバイヤーとしてフランス、スペイン、ドイツ等ヨーロッパ9か国のバイイング経歴17年を経て現在はブランドマネージャーとして造り手の魅力を発信中。長年かけて築いた生産者との絆は厚く、スペイン王室御用達シェリーのボデガス・ヒメネス・スピノラ、プレミアムジンで知られるディスティレリ・ド・パリのオフィシャルブランドアンバサダーとしても活躍。アンダルシア地方ヘレスには自身の名前がついた蔵がある。

 

ご紹介したワイン「アブリル・デ・アスル・イ・ガランサ」はこちら


 

詳細はこちら

「アスル・イ・ガランサ」のオンラインセミナーを開催いたします。

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ワインとお酒の専門商社「モトックス」が提供するオンラインのエンタメサービス。『楽しんでいたら学べてた』をコンセプトに、世界中の造り手と飲み手をつなぐオンラインイベントを各種ご用意しています。

「アスル・イ・ガランサ オンラインワインセミナー」を2021年4月24日(土)開催します。 ぜひご参加ください。

「アスル・イ・ガランサ」のワイナリー情報はこちらから。

アスル・イ・ガランサ

ワイナリー紹介「アスル・イ・ガランサ」

砂漠地帯!なのに、ワインはびっくりするほどエレガント。
畑に集う全ての生き物と共にワインを造る自然派ワイナリー。

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