モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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テヌータ・ディ・トリノーロ

Tenuta di Trinoroテヌータ・ディ・トリノーロ

「鬼才」が産み出す独自のテロワール

オーナー アンドレア・フランケッティ氏

所在地
Via Val d'Orcia 53047 SARTEANO (Siena) ITALIA 地図を見る>
Website
http://www.tenutaditrinoro.it//
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サルテアーノに輝く新星テヌータ・ディ・トリノーロ

名もない荒地に過ぎなかったトスカーナ・サルテアーノの地を、一気に世界レベルへと一躍有名にしたテヌータ・ディ・トリノーロ。1980年頃にここを訪れ、「今では見ることのない100年以上前のトスカーナの田舎を感じた」と語るオーナーのアンドレア・フランケッティ氏が独自で設立したワイナリーです。

2.5haからはじめたワイン造りは独学で開始。ボルドーのシュヴァル・ブランやヴァランドローといった名立たる生産者の友人から学び、栽培ではフランスの経験豊かな専門チームを呼び寄せたりしました。出来るだけ小さい房、実をつけさせるため植密度を1haあたり10,000株まで上げるなど改革を進め、今では葉の色を見るだけで、ブドウが今何をしているかわかるといいます。そうして生まれたワインは、学んだボルドーのトップ・シャトーにも負けない品質にまで高められました。自然と一体となった生活を営みつつ、独自のワインの世界観を持つ彼は、いつしかイタリアワイン界を代表する存在になったと言えます。

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周りにワイナリーがない、サルテアーノ

トスカーナ南東部、峠を越えればすぐそこはウンブリア、という地にあるサルテアーノ。アンドレア・フランケッティ氏がこの地でのワイン造りを決意したのは1980年頃。周囲には一切ワイナリーのない土地でした。ワイン造りには適さないとまで言われた場所でしたが、結果的にはトスカーナ最高峰のワインが造れることを証明したのでした。

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独特すぎるテロワール

最高峰のワインが生まれる理由。それはサルテアーノの地理にあります。 

①トスカーナ南部×内陸

トスカーナでも非常に高温になるエリア。果実はしっかりと成熟し、糖度が最大限引き上げられます。 

②高い標高

山間部でもあるサルテアーノの標高は450m-~650mという高地。昼夜の寒暖差が生まれ、酸が果実にしっかりとのります。 

③周りにワイナリーがない

先述の通り、周囲にはワイナリーがありません。同様のテロワール条件で造れるワインが他にないことを証明しています。

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「鬼才」と言われる所以

最高のテロワールがあっても、最高の造り手がいないと最高のワインは生まれません。アンドレア・フランケッティ氏による徹底的なブドウ管理のおかげで圧倒的な果実味のあるワインが生まれているのです。

 

フランケッティ氏は収穫を多い時で40回にも分けて行います。畑の区画ごと、樹ごと、房ごとによってブドウの熟度は異なりますが、彼の徹底的な管理によって房単位での糖度管理が行われているのです。醗酵も何十回もの収穫に合わせて別々で行われ、ブレのない完璧なワインが生まれるのです。

 

コストと苦労を惜しまないフランケッティ氏の努力が「鬼才」と言われる所以です。

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セカンドワインにして、世界のTOP100ワインに選出

高い注目を集めるテヌータ・ディ・トリノーロですが、その躍進は、止まることを知りません。「テヌータ・ディ・トリノーロ2009」はワイン・アドヴォケイト誌にて過去最高の99点を獲得したことで脚光を浴びますが、その後も90点以上を獲得し続け、イタリアワインのトップの造り手として走り続けています。

 

ワイン・スペクテイター誌ではセカンドワインである「レ・クーポレ・ディ・トリノーロ 2014」が、93点を獲得。さらに、2016年度末には同誌が発表する、世界のトップ100ワインになんと、世界の高級ワインと肩を並べて29位にランクインします。

 

ボルドーやカリフォルニア、ピエモンテなどの銘醸ワインが鎮座する中、セカンドワインにして世界のトップ100に名を連ねるテヌータ・ディ・トリノーロ。彼らの実力はもはや図り知れません。同じ年の「テヌータ・ディ・トリノーロ 2014」はワイン・スペクテイター誌としては最高の94点を獲得しており注目のワイナリーです。

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トリノーロのもう一つの魅力、カンポ(単一畑)シリーズ。

テヌータ・ディ・トリノーロを代表する品種、カベルネ・フラン。

アンドレア・フランケッティ氏はこの品種の樹齢が10年を越えたあたりから、ワインに各畑の個性が顕著に現れ始めることに気が付きます。それは、ブドウの樹が土地や環境に慣れ、根も深く土中に入り込み、土壌の成分がブドウへ影響し、それらがワインのキャラクターへと反映されるからなのです。フランケッティ氏は各畑の持つ非常に魅力的なこの個性を表現するべく、カンポシリーズを造りました。

環境、土地、標高、そしてミクロクリマがどれ程にワインへ影響するか、フランケッティ氏の挑戦をご堪能ください。

 

標高や土壌の違う個性的な3つの区画(カマージ、テナリア、マニャコスタ)のワインが2014ヴィンテージから同時に発売されました。 

 

マニャコスタ(Magnacosta)

広さ約1.5Haの畑でワイナリーの真横にあります。土壌は丸みある小石と沖積土で構成されており、その昔河川によって形成された土地です。10,000本/Haと密植されており、標高は450mもありますがカンポの中では一番低い場所にあります。ワインはエネルギッシュですが、柔軟でしなやかな女性的なワインに仕上がります。

 

テナリア(Tenaglia)

広さ約0.3Haの畑で、石灰岩と砂を含む極小区画です。10,000本/Haと密植されており、標高は約550mに位置しています。畑は、約2m以深ではもろく大きい石灰岩質と砂質土壌があり水はけが非常に良い土壌です。色調が濃くスパイシーな印象もあり、全体のバランスがよい中性的なワインに仕上がります。

 

カマージ(Camagi)

 広さ約1.5Haの畑で、石灰と石英を含んだ区画です。他のカンポよりやせた土地のためブドウ樹の根は他と比較して細く深く入ります。カンポの畑中で一番標高の高い600mに位置しています。果実の凝縮度が高く、フレッシュで骨格のしっかりした男性的なワインに仕上がります。

カンポシリーズの畑の位置

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2017年 / 畑のケアが出来を分けたヴィンテージ

降雨量の少ない冬、4月中旬の遅霜、夏の尋常ではない干ばつなど、非常に難しい年でした。 

遅霜の約3日間は平地部の畑内で巨大焚火を行い、上昇気流を生じさせることで霜を防止しました(空気の動きがあると霜は降りないため焚火によって空気を対流させます)。また夏場連続してピーク時40℃に到達する日が多く、約二ヵ月間毎晩霧状の水を散水してブドウの葉を労わりました。収穫されたブドウは真黒、醸造後のワインも青み掛かった黒と非常にコンセントレーション高く深いワインとなりました。ただ各品種の本来の香りや味わいが表に出るまで待つ必要があったためにアッセンブラージュ時期が遅くなりました。力強いコンセントレーション、味わい深さやきめの細かさは圧倒的です。根底にほんのり野草的なニュアンスがありますが、未熟起因の青臭さでなくこのヴィンテージ故のキャラクターです。ワインが若い状態では非常に開きにくいので、サービスされる際は、デキャンティングをお勧めします。

 

(エージェント林達史氏談)

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