モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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クヴェヴリ・ワイン・セラー

Qvevri Wine Cellarクヴェヴリ・ワイン・セラー

2017年度ジョージアワイン最優秀トロフィーを受賞した名門

所在地
Village Velistsikhe, Gurjaani, Kakheti, Georgia
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すごい生産者が登場!クリーンで芳醇なアンバーワイン最高峰

クヴェヴリ・ワイン・セラーズは醸造家であるイヴァネ・ ナレクリシヴィリ氏によって、2015年に創設され、8000年前から伝わるジョージアの伝統的なワイン製法を今に伝えます。ナレクリシヴィリ家は、ソビエト統治時代から3世代に亘りワイン造りに携わってきた生粋のワイン職人一家です。クヴェヴリ・ワイン・セラーズの前身である家族経営のワイナリーを運営すると同時に、ナレクリシヴィリ氏自身は醸造家として複数のジョージアワイナリーで経験を積み、成功を収めてきた努力家で苦労人でもあります。そして万を持して挑んだ自らのワインブランド「クヴェヴリ・ワイン・セラーズ」を設立しました。

ナレクリシヴィリ氏は伝統的なワイン造りだけでなく近代醸造も学んだ、ジョージアを代表する醸造家です。ジョージアの伝統製法「クヴェヴリ仕込みのワイン」を踏襲しながらも、イタリアのエノシス・ドクター・ドナート・ラナッティ研究所で近代的な醸造技術を学びました。新旧両方の視点を兼ね備えた知識と経験から、伝統的なジョージアの『クヴェヴリ醸造』によるオレンジワイン(=アンバーワイン)を、正確かつ健全に、そして驚くまでにクリーンで上質なワインに仕上げています。

2017年6月には、初ヴィンテージの2016年産ムツヴァネが、その年に行われたエキスポ・ジョージアのワインの祭典「ジョージア・インターナショナル・ワイン・アワード」において最優秀ジョージアワイン賞を受賞。その年の栄冠に輝きました。審査員長のティム・アトキン(MW)氏や審査委員として参加していた大橋健一(MW)氏も、完全にノーマークであったといいます。そしてこの年の「ジョージア・インターナショナル・ワイン・アワード」では数多くの賞を受賞。何度も表彰状を受け取りに壇上に呼ばれるナレクリシヴィリ氏には多くの拍手が寄せられ、会場は喝采に包まれていました。

2017年ジョージア・インターナショナル・ワイン・アワードの授賞式にてティム・アトキン(MW)氏と

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暗黒時代からジョージアワインのルネッサンス、情熱が生むワイン

ナレクリシヴィリ家は現当主のイヴァネ・ナレクリシヴィリ氏の曾祖父の時代から25haの畑と醸造施設を保有し、カヘティ地区で古くから地ブドウを栽培していました。当時から高品質なクヴェヴリ・ワインの生産をしており、一部は他社へ販売も行っていました。

その後ジョージアが共産党体制に移行した際、曾祖父が所有していたブドウ畑のほとんどが国の管轄となりました。祖父ザカリア氏や父マルハズ氏の時代になっても、受け継いだのはわずかなブドウ畑のみでした。そして1991年、ジョージアがソビエト連邦から独立した後も、低迷する国の経済的背景からワイン産業の復興は望めず、他の多くの農家やワイン生産者同様、ナレクリシヴィリ家でもこの家族経営のビジネスを中断せざるを得ない状況に陥りました。そのことからナレクリシヴィリ氏は他のワイナリーで研鑽を積みながら、家族の伝統をもう一度受け継いで一家のワイン造りを復興させることを目標に、情熱を絶やさずワイン造りを続けてきました。そして2015年、ついにその夢が叶い、クヴェヴリ・ワイン・セラーズは誕生しました。

右マルハズ氏(父)・左イヴァネ氏(オーナー醸造家)

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全てはブドウと丁寧な醸造

「クヴェヴリ・ワイン・セラーズ」のワインはどのワインも密度が高く、素晴らしい重厚感とミネラル感、濃密な果実味を備えます。更にクヴェヴリ醸造がもたらす魅惑的な要素が最高の形で現れ、驚くほど上質なアロマとテクスチャーが見事にハーモニーを生む圧巻の世界観を持ちます。

一体何がここまでワインの質を上げているのかという問いに、「ブドウの持つ力」であると、ブドウ栽培の重要性を説いてくれました。ブドウは自然農法(認証無し)で栽培され、使用する調合剤は全て生物学的に安全でクリーンと認められた BioAgro(ジョージアの会社)の物だけを使用します。畑では全て手作業で大切にブドウを育て、しっかりとブドウが熟すまで成長を見守ります。注目すべきはブドウの収穫のタイミングです。気候やブドウの育ち具合を細部まで監視し、ブドウのブリックス度が23%になるまで収穫を待ちます。この状態までブドウの収穫を遅らせることで、ブドウの実だけでなく茎までしっかりと成熟レベルに達することが出来ると言います。クヴェヴリ・ワイン・セラーズでは天然酵母を使ってクヴェヴリ醸造を行いますが、これは白ブドウをチャチャと呼ばれるブドウの固形物(果皮・果肉・茎や種子等)と一緒に浸漬させ、伝統的な素焼きの壺で醗酵させる醸造方法です。成熟度の高いブドウを使用することは、クヴェヴリ醸造で上質なワインを造る上で必須であるとクヴェヴリ・ワイン・セラーズでは考えています。手間のかかる醸造でも一切の努力を怠ることはありませんが、畑での作業を大変重要視するワイナリーのフィロソフィーです。

収穫(父マルハズ氏)

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パンチングダウンは24時間体制!

クヴェヴリ・ワイン・セラーズで醸造されるワインは全て、ユネスコ世界遺産(2013年)に登録された伝統的なクヴェヴリ醸造によるワインです。

カヘティ地区のクヴェヴリ醸造では一般的に、チャチャ(果皮・果肉・種や茎)と一緒に浸漬させた白ブドウを、クヴェヴリの中で3-6カ月醗酵・熟成させて瓶詰します。クヴェヴリ・ワイン・セラーズでも同じくチャチャと漬け込み醗酵を行いますが、醗酵中は寝る間も惜しんで作業が続けられます。

 

【収穫後】

1. ブドウは除梗して圧搾、チャチャごと地中に埋められたクヴェヴリへ投下

2. 天然酵母のみを用いて自然醗酵(酵母・酵素無添加)-約10日間(23-27度)

  └醗酵温度は土の中にクヴェヴリが埋められている為、温度管理は地中の温度にゆだねられる

3. 醗酵中は最初の7日目までは24時間体制で、醗酵時に生じる炭酸ガスによって浮遊してきた果皮をパンチングダウン(特注の櫂でクヴェヴリ上部に浮き上がってきた固形物を突き、ブドウジュースの中に押し沈める作業)を約1時間に1回のペースで実施。8日目以降はワインの状態によって、回数を減らします。

└果皮は常に湿った状態に保つことが出来る⇒酸化防止

└醗酵時に生じる二酸化炭素は放出され、酵母菌を活性化させる

└温度が上がるため、ワインが極度に酸化したり、醗酵が止まることを回避

4. 醗酵後は蓋をし、そのまま4-5カ月漬け込む

└マセレーションによりクヴェヴリ独自の第二のアロマや風味、骨格が形成

└チャチャが自然のフィルターの役目を果たし、風味を落とすことなくクリアなワインが生まれる

└多くの二酸化硫黄を入れずとも酸化防止剤の役割を果たし、ワインの安定化を自然な形で保つことが出来る

5. チャチャ以外の上澄みワインのみ新しいクヴェヴリへ移し、約10mg/Lの二酸化硫黄を添加し、密封後さらに6カ月熟成

(醗酵時にフェノールストラクチャーの分析、化学分析、更には刺激や感覚分析を行い、熟成期間をヴィンテージごと、品種ごとに決定していく)

6. 熟成の後、ボトリング

土に埋められる前の乾燥中クヴェヴリと4代目

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