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フランス
フランス ボルドー

シャトー・ダルマイヤック

Chateau d'Armailhac

ムートンと同じロスチャイルド家が所有するシャトー

珍しくシャトー名が何度か変更に

1855年の格付けでは第5級に認定されたシャトー・ダルマイヤックは、18世紀よりアルマイヤック家が所有してきました。その名が付けられたシャトー、メドック随一を誇る庭園、正面広場で広く知られていました。

 

18世紀の終わりには、『ムートン・ダルマイヤック』と呼ばれ、52haの畑を所有していました。(現在は70ha ※2019年時点)

 

1844年、品質向上を追求する一方で経済的に困難になり、オーナーであったアルマイヤック夫人は『Les Carruades du Pouyalet』の区画をラフィットに売却しています。これは、現在のシャトー・ラフィットのセカンドワインの区画にあたるのでしょうか。

 

20世紀に入り、他のボルドーのシャトーと同じように、困難な時代を経て、1933年にフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵に買収されました。

 

その後、1956年にシャトー・ムートン・バロン・フィリップという名前に変更、続いて、1975年シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップという名前に変更になりました。そして、1988年にフィリップ・ド・ロスチルド男爵が亡くなり、跡を継いだ娘のフィリピーヌ・ド・ロスチャイルド男爵夫人が1989年から現在の名前でもある、シャトー・ダルマイヤックに戻しました。

 

フィリピーヌ・ド・ロスチャイルド男爵夫人が2014年に亡くなった後は、彼女の子どもたちである、カミーユ・セレイス・ド・ロスチャイルド、フィリップ・セレイス・ド・ロスチャイルドとジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロスチャイルドが引き継いでいます。

1000を超えるオーク樽が眠るセラー 1000を超えるオーク樽が眠るセラー

所有面積

70ha ※2019年時点

平均樹齢

46年(20%近くの面積が1890年に植えられたもの) ※2019年時点

ムートンと同じ技術が生かされている

ダルマイヤックの畑は、ムートンの畑の南に位置しています。栽培ブドウの比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロー36%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド2%。

 

カリュアド・ド・ムートンの区画の続きにある、ラヴァンティンヌ・エ・ロベリスク(Levantines et de l’Obélisque)の区画は細かく深い砂利質の層で、カベルネ向きです。また、底土に粘土石灰質の層を持つピブラン台地の深い砂利質はワインに洗練性、上品さを与えます。クループ・ド・ベヘール(Croupe de Behere)の細かい砂利質の層は3mにも及びます。

 

栽培密度はヘクタール当り10,000本※2019年時点で、伝統的な栽培方法を踏襲しています。収穫のタイミングは、ムートンと一緒に自社のラボが分析に分析を重ね決定します。収穫したブドウは100%除梗を行います。

 

醸造は重力を利用した設備で行います。醗酵のステンレスタンクは23基あり、様々な区画のワイン毎に発酵を行う為に、サイズは様々です。

 

熟成は12〜18ヶ月で、新樽の使用は1/3。それ以外はムートンで使用した樽を使用します。(恐らく基本1年使用樽)残りの1/3が1年使用樽、1/3が2年使用樽です。余談ですが、清澄に使用する卵白は一樽辺り4〜6個ですが、その数は、その年のワインの状態によって変えます。

様々なサイズのステンレスタンクが並ぶ 様々なサイズのステンレスタンクが並ぶ

シャトーのラインナップ

シャトー・ダルマイヤックのラベルには酒の神、バッカスが描かれています。ダルマイヤックは珍しくセカンドワインがリリースされていないようです。

ラベルには酒の神、バッカス ラベルには酒の神、バッカス