モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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Chateau Pontet Canetシャトー・ポンテ・カネ

5級の中でもひときわ存在感をはなつシャトー

3つの一族によって引き継がれてきたシャトー

ヴェルサイユの宮廷で名を上げたジャン・フランソワ・ド・ポンテ(Jean-Francois de Pontet)氏は、ルイ15世の側近を務める程の人物でした。彼はボルドーを州都とするギュイエンヌの地に戻り、メドックの知事となります。1705年ポイヤックの北部に数ヘクタールの土地を購入し、そこにブドウの樹を植えました。

 

数年後『カネ(Canet)』と呼ばれる区画を追加。その時に彼の名前を加えて、『ポンテ・カネ』と呼ばれるようになりました。世紀は変わり1855年にメドック格付けにて5級に選出されました。

 

1865年、ボルドーのワイン商のエルマン・クルーズ(Herman Cruse)氏がシャトーを購入。初めてポンテ家の手から離れました。クルーズ家によってそれから110年の間シャトーを切り盛りされた後、1975年にコニャックの商人、ギイ・テスロン(Guy Tesseron)氏がシャトーを購入しました。そして、その後はギイ・テスロン氏の息子である、アルフレッド・テスロン(Alfred Tesseron)氏がシャトーを運営しています。

 

 

 

 

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メドック格付けで初めてビオディナミに転換、そして成功をおさめる

1990年からポンテ・カネの畑は、ゆっくり、でも確実に変化を遂げてきました。その中には自然に近いような畝作りなどの取り組みがあります。分かってきたのは「観察し、試行錯誤をしていくしかない」という事。畑の区画ごとに、長い目で見た取り組みをしていきました。理想のポイヤックスタイルを目指して終わる事の無い挑戦です。

 

2004年から14haの畑でビオディナミに取り組みました。取り組んですぐ、ブドウの果皮に張り、輝きが出てきた事を感じ、更に研究を進める事にしました。そしてその後、メドック格付けのシャトーでは初めて全区画ビオディナミに移行しました。

 

ポンテ・カネがビオディナミに取り組み始めた当初、周囲には懐疑的な空気が流れていました。しかし、このビオディナミによる結果、また、収量を落とす方向に転換していた事も影響してか、徐々にその品質への評価は高まり、ついに2009年と2010年には、2年連続で、パーカーポイント100点という快挙を成し遂げ、周囲を驚かせました。

 

2010年にオーガニック認証(エコセール)、ビオディナミの認証(ビオディヴァン)を取得し、2014年にはデメテールも取得しました。

 

栽培比率はカベルネ・ソーヴィニョン62%、メルロー32%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド2%。

2017年現在改築が行われている古い建物

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新しい設備が導入されているセラー

ポンテ・カネでは『区画に分けた収穫』では無く、もう一歩踏み込んで、『区画を性質によってさらに2~3つに分けた小区画ごとの収穫』を行っています。収穫したブドウは房がつぶれない様、浅いトレーで運ばれ、人の手で2回厳しい選果を行います。

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2005年に大掛かりにセラーが改築されましたが、その際、1895年当時のアイデアを取り入れました。またこの時、小型で円錐の形をしたコンクリートタンクも導入しました。醗酵にはコンクリートタンク、木製タンクの両方を使用しています。出来るだけ自然に行う為、天然酵母を使い、介入を最小限にするよう努めています。醗酵は2~3週間、マセラシオン(浸漬)は平均4週間続きます。

円錐型のコンクリート発酵槽

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熟成は基本オーク樽を使用しますが、1/3はコンクリート製アンフォラを使用します。このアンフォラのコンクリートはポンテ・カネの畑の土を含んだ特注品で、熟成する際に、テロワールとピュアなブドウの果実が表現できる、と考えています。

オーダーメイドの熟成用コンクリート製アンフォラ

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ファーストとセカンドが造られる

ファーストワインの、シャトー・ポンテ・カネに加え、セカンドワインのレ・オー・ド・ポンテ・カネ(Les Hauts de Pontet-Canet)を造っています。

 

ファーストには平均して新樽50%が使用されます。セカンドは1年使用樽で熟成されます。また、ファーストの熟成は最長で16か月ですが、セカンドは12ヵ月前後です。

木製の醗酵槽

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