モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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Chateau La Laguneシャトー・ラ・ラギューヌ

カロリーヌ・フレイ女史の元、大きく改革をすすめるシャトー

メドック地区の南に位置するシャトー

シャトー・ラ・ラギューヌはメドック格付けの中で、オー・ブリオンを除くと、最もボルドー市内に近く、最南に位置しています。『ラギューヌ』という名前はフランス語で『干潟』という意味で、ジロンド河沿いの堆積地に位置しています。

 

シャトー・ラ・ラギューヌの歴史は16世紀に遡ります。オランダの干拓技師達が干拓した土にブドウを植えはじめた事から始まります。そして、1730年にワイン造りを行う設備となるシャトーの建物が建てられました。

 

1855年メドック格付けで3級に選ばれ、その頃からセーズ(de Seze)家が長きに亘って所有してきましたが、1950年代、多くのシャトーがそうであったように、第二次世界大戦、経済恐慌、1956年の霜害に苦しめられ、セーズ家はシャトーを手放すこととなりました。1958年にジョルジュ・ブリュネ(George Brunette)氏がシャトーを購入した際には数ヘクタールしかブドウの樹が残っていない、という所まで荒廃していました。ブリュネ氏は、そんな状態のシャトーを畑の復旧等、懸命に回復させようと努力をしましたが、経済的負担は耐えられず1964年にシャンパーニュの生産者、アヤラに売却しました。

 

その後、2000年からはフレイ家がシャトーを管理するようになり、大規模な設備投資による改革を行いました。

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他よりプティ・ヴェルドの比率が高め

シャトー・ラ・ラギューヌは他のメドックのワインに比べて全体の10%と、プティ・ヴェルドの栽培が多いのが特徴です。プティ・ヴェルドは比較的弱い品種で栽培に手間がかかる為、メドックでは栽培面積が減っていますが、ラ・ラギューヌではクローンの選択、土壌、スタッフのケアにより、良い成長を見せています。残りの栽培比率はカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー30%で構成されています。

 

2000年から改革を行ってきましたが、カロリーヌ・フレイは『変えてしまう』のではなく、元のスタイルに、より凝縮感、骨格、アロマが加わるように努めてきました。その為に、『畑を詳細に把握し、適した栽培を行う』『短梢剪定、カバープランツ等を行い、収量を40~45haまで落とす』『プティ・ヴェルドで学んだノウハウで他のブドウもクローンの選択を行う』等を行い、ブドウの品質の向上に努めています。

 

140人体制で小さな籠に収穫されたブドウは、72基の温度管理されたステンレスタンクが設置され重力を利用したセラーに運ばれます。醗酵用のセラーは2つあるので、気候等の状況の変化に対応する事が可能です。

選果を3ステップ行った後、プレ醗酵、2週間の主醗酵、マロラクティック醗酵と続きます。12月末にブレンドを行い、熟成へと移ります。深みを与える為、複数メーカーの樽が使用され、新樽の比率は全体で55%前後です。

 

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メルローの比率が高く早くから飲みやすいセカンド

ファーストワインのシャトー・ラ・ラギューヌと、セカンドワインのムーラン・ド・ラ・ラギューヌ(Moulin de La Lagune)の他に、2004年ヴィンテージよりサードワインのマドモワゼルL(Mademoiselle L)を造っています。

 

ファーストワインは新樽比率50%前後で、熟成期間は18ヵ月。セカンドワインは新樽比率が30~40%前後、熟成期間は12ヵ月で、試飲の結果、若木から採れたブドウが使用される事が多いです。マドモワゼルLはカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%とメルローの比率が高い事もあり、早くから飲みやすいスタイルに仕上がっています。

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