モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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Chateau Palmerシャトー・パルメ

ACマルゴーのスーパーセカンドワイン

イギリスのパルメ将軍がシャトーに名をつける

1814年、イギリスの将軍、シャルル・パルメ/チャールズ・パーマー(Charles Palmer)氏が、彼が恋に落ちた未亡人より購入したのがこのシャトー・パルメです。当時はドメーヌ・ド・ガスク(Domaine de Gascq)という名前で呼ばれていました。パルメ将軍は30年に亘って、畑を広げ、設備を充実させるなどの、様々な改良を行い、シャトーには彼の名、パルメをつけました。

 

その後、19世紀半ば、銀行や鉄道事業などで名をはせていた、エミールとイザックのペレール(Pereire)兄弟が1853年にシャトーを購入します。そこから1年もたたない間に大掛かりなシャトーの改革を成し遂げましたが、1855年の格付けでは3級という評価でした。

 

そこから100年の間に4回ほどオーナーが変わった後、シシェル家とマレール・ベス(マーラー・ベッセ)家が共同でシャトーを経営する事となりました。イギリス出身のシシェル家はイギリスやフランス国内に販売を行うワイン商を経営しており、オランダ出身のマレール・ベス家は織物とワインビジネスで名をはせていました。2004年より、トーマス・デュロー(Thomas Duroux)氏に経営を委ねています。

 

格付け3級ながら1級にせまる品質・評価・価格で、スーパーセカンドのひとつに位置づけられています。

マルゴーの中でもひときわ美しいシャトー

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他よりメルローの比率が高め

マルゴーのアペラシオンの中でやや北寄りに位置しています。66haの畑はジロンド河を見下ろす丘陵地に位置し、畑ではカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが約半分ずつに加えて、プティ・ヴェルドも少量栽培されています。

 

それぞれのテロワールを個別に調整できるよう、54基の円錐の醗酵タンクを使用しています。キュヴェごとに試飲をし、クラス分けをして、最終のブレンドを決めていきます。樽熟成は18~21か月で、新樽比率は50%弱です。

シャトーの裏庭よりの眺め

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アルテル・エゴ(もう一人の自分)という名のセカンド

シャトーではファーストワインのシャトー・パルメと、1998年ヴィンテージからセカンドワインとして、アルテル・エゴ・ド・パルメ(Alter Ego de Palmer)を造っています。この『アルテル・エゴ』というのは、『もう一人の自分』の様な意味合いで、ファーストとは違ったテロワールの表現を造りたかったそうです。その為、ファーストのラベルが黒に金のデザインなのに対し、セカンドはそのデザインを、金に黒で反転させています。『また別の側面』という感じですね。

 

過去には2009年頃にChateau Palmer Historical XIXth Century Blend(シャトー・パルメ ヒストリカル 19世紀 ブレンド)というヴァン・ド・フランス( Vin de France)が造られた事があります。ボルドーでは現在、認められていないシラーを15%ブレンドして造られた為、『AOCマルゴー』ではなく、『ヴァン・ド・フランス』の扱いになりました。

スーパーセカンドの代表格

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