オーナー醸造家 ダヴィッド・フォール氏
造り手のダヴィッド・フォール氏は幼少期にご両親を事故で亡くし、唯一記憶に残っている思い出が「庭でたくさんの綺麗なバラをガーデニングしているお母さん」の姿なのだそうです。そこから、自分のワインをバラと名づけたという、切なく温かいストーリーのワインです。
ACマルゴーのすぐ南に位置する地区。北はCH.ジスクール、南はCH.カントメルルと隣接する地区で、コストパフォーマンスの高い地区として注目されています。本来のAOCはオー・メドックですが、マコー地区の一部がACマルゴーに格上げされることになり、ポテンシャルが高い地区であることを証明したといえます。どうりで村名AOCに負けないワインが出来るわけです。もちろんミル・ローズの畑も、半分弱がマルゴーACに格上げ、2007年からはオー・メドックとマルゴーの両方のAOCでワインを造っています。
農薬など化学物質の使用を極力抑えるリュット・レゾネを実践するフォール氏。出来る限りビオロジックに近い農法を実践し、除草剤は使ったことがありません。2010年には遂にビオロジックの認証に申請し、2013年には認証される予定です。
オーナーのダビッド・フォール氏はブルゴーニュ(ユベール・リニエなど)、プロヴァンス、ジュランソンで経験をつんだ後、故郷であるボルドーに戻り1999年にシャトー・ミル・ローズを立ち上げました。設立10年経たずして高い評価を確立し、2003年には「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。
取り扱いワイン
【ご注意】