モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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戸田おすすめ「フロールス・ディ・ウイス 2014」

2019.03.04
フロールス・ディ・ウイス   2014
営業部 戸田
営業部 戸田

ヴィエ・ディ・ロマンスだからできた2014年の味

 ~美味過ぎる勿れ~
「世の中には全く美味しすぎる素材があり、旨すぎる技法があり、旨すぎる見せ方があるが、これらはみな必要を通り越すのである」とは、偉人の有名な言葉ですが、ヴィエ・ディ・ロマンスの2014Vintageはその言葉を体現していると思います。

 ヴィエ・ディ・ロマンスは、皆様ご存知の通りイタリアを代表する白ワインの造り手で、世界中から尊敬を集めています。こだわり抜いた細かく膨大なデータ収集と日々の研究の苦労ゆえ、一口飲んだだけで「はっ」とさせてくれるお手本のようなワイナリーです。特に2012、2015、2016などの天候に恵まれたVintageであれば、尚更その圧倒的な旨味を一口目で感じることができるでしょう。

 しかし、これらの良年の時は私にとってまさしく「必要を通り越す」ワインとなってしまう瞬間があります。あまりにもワインが美味しすぎるため、料理を通した全体の調和が難しく、このワインのための舞台を用意してあげたくなるのです。

 一方、2014年というVintageはイタリアは全土で雨が春先から続き、かなり厳しい収穫年となりました。そこでジャンフランコ氏が特に実行した事は、畑作業に掛ける時間(手入れのために)を、人数も含めてかなり増やした事です。グリーンハーベストやカビが生えた葡萄を落とす訳ですが、相当に人数と時間を掛けて行ったため、結果的には糖度は例年に比して少ないですが、ワイン自体の出来は冷涼年ながら酸・果実味がしっかり有るバランスの良い仕上がりとなりました。圧倒的主役の2015・2016に比べると存在感はありながらも、香り・味・余韻が細く長く続き、「舞台にずっといるのに、主役になりすぎない」印象です。いつも圧倒的完璧なワイナリーだからこそ造れる、控えめなのに密度の濃い味わい。まさしく「究極の調和ワイン」だと思っております。

 Vintageが良くないから・・と思って敬遠されていた方がもしいらっしゃれば、2015Vintageと一緒に是非比べて飲んでみて下さい。(その際はぜひ美味しいお料理といっしょに・・)好みは分かれると思いますが、ワイナリーの1ファンとしてこのVintageを通して、ヴィエ・ディ・ロマンスの新しい側面に出会えたことをとても幸せに思います。

 

ワイナリー:アジィエンダ・アグリコーラ ヴィエ・ディ・ロマンス

スロヴェニア国境近くのイタリア最北東、イソンツォ川の北側にヴィエ・ディ・ロマンスの畑は広がります。3代目当主ジャンフランコ・ガッロ氏はイタリア最高の白ワインの造り手の一人として尊敬されています。「人間・土地・気候・ブドウ品種」という、テロワールとしての要素を最大限に引き出したワインは、世界中の人気を集めるまでになりました。

ワイナリー詳細

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