モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

  1. ホーム
  2. スタッフおすすめ
  3. 梶本おすすめ「サンタ・マッダレーナ ピノ・ネロ リゼルヴァ 2011」

梶本おすすめ「サンタ・マッダレーナ ピノ・ネロ リゼルヴァ 2011」

2014.03.17
サンタ・マッダレーナ ピノ・ネロ リゼルヴァ 2011
東京営業部 梶本
東京営業部 梶本

ブルゴーニュ的要素を感じたピノ・ネロ

 イタリアワインとブルゴーニュのワインが好みなもので、「イタリアでもブルゴーニュみたいなピノ・ネロできないかな~」と長年思っていました。イタリア北部アルト・アディジェで作られるピノはイメージに近いけれど、やはりボリューム感とフルーツ感が主体のピノが多く、ブルゴーニュの「陰性な」感じを思わせるものには出会うことがなかったのです。が、このサンタ・マッダレーナのピノ・ネロ リゼルヴァにその片鱗をみることができました!

 因みに私がテイスティングしたのは2010。ヴィンテージ移行の都合上、この文章が掲載されるときには2011が現行ヴィンテージになっていると思います。2011年は2010年よりやや暖かかった年ですので、少しニュアンスが変わっているかもしれません、、、が、このピノを試してほしい理由がいくつかありますのでご紹介させていただきます。

 アルト・アディジェは白ワインの上手な作り手が多い地域で、有名な生産者がたくさんあります。ただ、赤も上手い生産者はいくつかに限られるようです。果実感豊かなモダンなワインを作る生産者と、酸やミネラルを表現する生産者に大別するならば、この生産者は後者になります。まさにブルゴーニュ的スタイルをこの地域で見つけるならうってつけの作り手です。

 この生産者のリゼルヴァシリーズは生産者が契約している最も優れた単一畑で作られていて、ワインに畑名が付きます。「単一畑」が実現するのは、細かい畑が点在する山岳地帯ならでは。シリーズの中でもピノ・ネロだけはブドウが2つの畑にまたがっているので例外的に「畑名表記なし」なのですが、きっちりと「畑」の考え方を持ったブルゴーニュ的考え方。畑仕事は土地の所有者がきっちりと。「顔の見える生産者」と言っていいのではないでしょうか。

 ヴィンテージによる変化があるのはブルゴーニュも同じことです。仕上がりが変わってくるのはピノ好きとしては楽しいもの!毎ヴィンテージ追いかけて、楽しんでいただきたい生産者だと思っております。価格はブルゴーニュドメーヌのACブルくらいですし、買って損はしません。まずこのヴィンテージからお試しを。

 

ワイナリー:カンティーナ・ボルツァーノ

ボルツァーノにある2つの生産者協同組合「サンタ・マッダレーナ」と「グリエス」が合併し、誕生した「カンティーナ・ボルツァーノ」。ブドウの品質次第で報酬が変動するという成果主義を組合に導入し、常に高品質なブドウを収穫しています。全組合員が参加する会合の場を持つなど、ワイン造りに対する意識が高く、醸造施設も最新のものを揃え、バラエティに富んだワインを造っています。

ワイナリー詳細