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星がきらめき、山が連なるワイナリー『スターレーン・ヴィンヤード』

星がきらめき、山が連なるワイナリー『スターレーン・ヴィンヤード』

いつか訪れてみたいワイナリーがある。
アメリカカリフォルニア州にある『スターレーン・ヴィンヤード』だ。

私はアウトドアが趣味で、特にキャンプでの天体観測がもっぱらのブームである。そこで、ワイナリーの星にまつわる話を少し交えて紹介しようと思う。

これは言うまでもないが、世界各地どこにおいても、その土地土地に朝の顔と夜の顔がある。
そのワイナリーは、何の障害物もない山々に囲まれた場所にあるのだが、夜になるとそこには、何とも美しい満天の美しい星空が広がるのだと聞く。『スター(星)・レーン(山の連なり)』それがブランド名にもなったほどだ。これは見ずにはいられない。
それを知ると、このワイナリーの佇まいもどことなく天文台にも見えてくるから不思議だ。

『スター(星)・レーン(山の連なり)』

朝になるとその土地のもう一つの顔が現れる。眼前に広がる広大な朝霧である。この朝霧もワイナリーの魅力の一つだ。霧が西から入り込み、とても幻想的でピンっと張り詰めた冷たい空気が霧の靄(もや)と相まってすべてを美しく見せる。
そこに居合わせた人すべてを、ただただ見ていたい衝動に駆り立ててしまう、それはまるで魔法の様な風景だという。

朝霧もワイナリーの魅力の一つ

さて話を戻すと、このワイナリーには星にまつわる話がまだある。星はこのワイナリーのシンボルマークでも使われていることもあり、建物のあちこちに星が散りばめられているのだ。入口の門に星があしらわれているが、ワイナリーの中には数えきれないほどの星が隠れている。ワイナリーの写真をいくつか見たが、それだけでも5~6か所あったので、おそらくまだまだあるのだろう。星空観測も興味のあるところだが、建物にいくつの星を観測できるかも数えてみたくなる。

入口の門に星があしらわれている

ワイナリーの建物のあちこちに星が散りばめられている

 

星にまつわる話はこの辺にして、『スターレーン・ヴィンヤード』が一躍有名になった出来事がある。

名だたる銘醸ワイナリーとブラインドテイスティングで肩を並べ、そして打ち勝ったことだ。
当時まだワイン産地としては未開拓の地であったサンタ・バーバラ南東部がいかにワイン作りに適しているかを証明するために、アメリカ各地に会場を設け、すでにワイン産地として当時相当な名声のあったナパ産のワインとブラインドによる比較テイスティングを開催した。ソムリエやワイン関係者約120名ものテイスターが参加し、その各会場で、最も低価格でありながら高い評価を叩き出し、他を圧倒したのである。その中には誰もが知る銘醸ワインもあったとか。

サンタ・バーバラは元々ブルゴーニュ品種の産地として有名であったが、ナパをも凌ぐボルドー品種が造ることが出来ると話題になった。

この大きな産地の中に異なる地形や気候帯のワイン産地をすみわけるため、2009年に新たに「ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ」としてAVAにも認定された。
サンタ・バーバラという土地は、冷涼なイメージが強く、温暖な地で造られるカベルネの産地でもあるということを世に広める一つのキッカケを作ったのではないかと思う。

そういう背景もあるのだろうか。当社の社員がサンタ・バーバラの港にあるスーパーマケットに立ち寄ったときのことだ。ワインを選ぶのに、店のスタッフに「おすすめのワインはありますか?」と尋ねると「なんと言ってもスターレーン・ヴィンヤードだよ」と猛烈に薦められたと聞いたことがある。地元に愛されるワイナリーというのは、何とも申し分のない安心と信頼感がある。

 

さて、ここまでワイナリーの紹介をしてきたところで、肝心のワインだ。 『カベルネ・ソーヴィニヨン ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ』このワインこそが数多のソムリエを唸らせ、そして地元に愛されているワインである。

キイチゴやベリー系果実の風味が豊かでキリっとハーブの印象がある、濃厚で飲みごたえ抜群な赤ワインだ。

そして、熟成にも向いている。
これはバイヤーから聞いた話だが、スターレーンは標高が高い斜面でブドウを栽培しているため、タンニンが強く酸を持ちながらも程よいフレッシュな果実味がある。熟成をすることでワインが開き、アロマが全体の味わいをさらに引き上げて進化させる。

リリース当初から熟成ポテンシャルが高いとされた2009年ヴィンテージは、熟成させると果実の風味は残しつつも、バニラやチョコやシナモンなどの風味が足され、余韻も見事だという。

この2009年というのは、「ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ」としてAVAに認定された年でもあるので、ワイナリーにとっても記念すべき年のワインだろうと思い浮かべると、飲んでみたい衝動に駆られている。

いつの日かこの地を訪れ、星空を見上げ、焚き火でもしながらこのワインを飲みたいものである。許されるのであれば、建物の星も数えてみよう。手が届きそうで届かない夢だが、そのくらいが憧れるには丁度良いのだろう。

 

ご紹介したワイン「スターレーン」はこちら


 

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「スターレーン ヴィンヤード」のワイナリー情報はこちら。

スターレーン ヴィンヤード

ワイナリー紹介「スターレーン ヴィンヤード」

1996年、カリフォルニア州サンタ・バーバラの最東端、サンタ・イネズ・ヴァレーにディアバーグ夫妻によって設立。1970年代から、ミズーリ州でワイン造りを行っていた一家が、世界的なボルドーブレンドを生み出すべく設立したワイナリーです。現在、スターレーンブランドからボルドー品種、ディアバーグブランドからブルゴーニュ品種を生み出し、テロワールを表現した鮮やかなワインを生み出しています。

 

Profile: Taishi FURUKAWA

2010年入社。約10年間情報システムに携わり、2019年からWEBとSNS運営の責任者となる。キャンプなどアウトドア全般とジーンズを愛してやまない3児の父。
日本バーベキュー協会認定バーベキューインストラクター(初級)でもある。

 

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