モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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エルミタージュを拠点とする北ローヌの名門~ 【ポール・ジャブレ・エネ】

1834年、アントワーヌ・ジャブレ氏がこの地でワイン事業を興したことに始まるポール・ジャブレ・エネ。
アントワーヌ氏のご子息を含む6世代がその家業を守り継ぎ、2006年にシャンパーニュのワイン実業家であるフレイ家の手に渡りました。
以来、メドック格付け3級『シャトー・ラ・ラギューヌ』の醸造責任者も務める 長女のカロリーヌ・フレイ氏がこの銘醸蔵の指揮を執っています。

醸造家兼オーナー カロリーヌ・フレイ氏

 

私のワインは全てを物語る~My wines always tell a story~

「ブドウのすべてが素晴らしい状態でなければグランヴァンは生まれない。だから、ドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネでは畑内の栽培にフィロソフィーの根幹を置いています。すべての樹が理想的に育ち、また理想的なブドウが熟すことができるように、私たちは一年を通して栽培の全工程に細心の注意を払っています。これにより、テロワールのすべての要素を注ぎ込んだ本当に味わい深いワインを生むことができます。これは、私たちが、ワイン一つ一つにはそのワインが生まれた土地の個性を反映しなければいけないという考えに基づいています。

この唯一無二の土地という財産を後世に残していく使命の元、私たちはテロワールの質を保ち、そして向上させていけるように気を配っています。そのために、定期的に畑を耕し土壌に空気を含ませ、同時に雑草を土で覆い、また自然由来でオーガニックな栄養分を散布し、土壌の栄養バランスを整えています。

醸造責任者を務めるカロリーヌ

また、環境に配慮するにあたり、私たちは多くのエリアでも認証されているオーガニック農法に則った栽培を実践しています。さらに、環境への負担を一層軽減するためにドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネではISO14001の認証を取得し、栽培のみならず製造段階(ボトリング)や輸出段階でも厳しい環境マネジメント基準に沿っています。 最もピュアにテロワールを反映し表現していくために、私たちは栽培と醸造の精確な管理に妥協を許しません。 非常に細かく気を遣う作業ですが、これがワインに土地の個性、バランス、複雑さ、そして余韻の長さをもたらしてくれるのです。」

生態環境とオーガニック農法~History~

2017年1月、カロリーヌ・フレイ氏はフランス政府より国家功労勲章(Knight of the National Order of Merit)を与えられています。この勲章は、まさにフレイ氏が所有する3つのエステートに対する倫理的な選択や生態環境とオーガニック農法に対する考え方が評価されたことを意味します。

エルミタージュを拠点とする北ローヌの名門

【ポール・ジャブレ・エネの歴史】
1834年: ポール・ジャブレ・エネ社設立。また、エルミタージュとクローズ・エルミタージュに最初の畑を購入。
1919年: ラ・シャペルを購入。
1990年代:畑をさらに購入し、所有地を拡大。
2006年: フレイ家が後を継ぎ、名声あるACを拡大(コンドリュー、コート・ロティ、シャトー・ヌフ・デュ・パプ等)。
2006年以降: 統合的農業(integrated farming)とビオディナミを導入し、畑での作業を洗練させていく。
2010年: グラヴィティ・システムを採り入れた新セラーが完成。
2015年: 全てのドメーヌワインでのオーガニックの認証を取得。

醸造責任者を務めるカロリーヌ

ポール・ジャブレ・エネのメゾンはローヌの丘の恵まれた土地と、ワイン造りに情熱的な一家との出会いという奇跡から生まれました。1834年、アントワーヌ・ジャブレ氏はブドウの栽培と土地の質の維持だけに集中し最高のワインを造っていくことを目指してタン・レルミタージュ(Tain l'Hermitage)にメゾンを興しました。彼の優れた先見性もあり、すぐにエルミタージュの丘とクローズ・エルミタージュに最初の畑を手にします。彼の息子、ポール氏とアンリ氏を含め6代にわたり引き継がれていき、後の名高いジュラール氏もアントワール氏と同じ想いを継いでいきます。そして現在に至るまでドメーヌ・ポール・ジャブレ・エネは、エルミタージュやクローズ・エルミタージュはもちろんのこと、サン・ジョセフやコルナス、そしてサン・ペレなど北ローヌ地方の最高の地をけん引していくことになります。

 

北ローヌ エルミタージュの地質

ポールジャブレエネMAP

ローヌ渓谷の誕生は5900万年前、地質は中新世のものになります。当時、地中海はアルプス山脈を囲むほど水位が高かったのですが、地殻変動の影響でジブラルタル海峡が陸続きになり、囲まれた海水が蒸発したことで海面は低下していきました。この海面低下の速度は非常に速く、特にローヌ河やその支流を流れていった水により深い谷が形成されていきました。しかし、5300万年前に再度海峡が広がり海と繋がったことにより、険しい入江は粘土や砂、そして砂利でふさがれていくこととなります。 その後、氷河期と間氷期の繰り返しにより、ローヌ河はイゼールからの氷河とその溶け水によってさらに浸食されていきます。氷河はローヌ渓谷自体には届くことはありませんでしたが(最も近くてタン・レルミタージュから15㎞の地点まで)氷河により運ばれてきた土壌が堆積し、気温が上昇すれば堆積していったものがすべて流されていく、ということが繰り返されていきました。このようにして、最上層が最も古い状態で、小石(galets roulés)が多い地層が形成されていったのです

エルミタージュの地層

エルミタージュの丘は起源を異にする二つの山塊により形成されています。西側は花崗岩の塊で、古くは中央山塊に由来し、地殻変動でトゥルノンまで移動してきた山塊が起源だといわれています。この古い山塊は、東側のエルミタージュの土壌を構成する第四紀の沖積土壌の土台の役割も果たしています。レ・ベサールやヴァローニュなどの花崗岩は茶色い酸性の土壌で、主に砂質の薄い表土で覆われています。これらはすぐ下の層に位置する花崗岩が砕けたもので岩や石を多く含み、表土に母岩が突き出た箇所もしばしばみられるくらいです。硬い花崗岩は風化とともにサプロライト(saprolites: 地元ではgoreとも言う)と呼ばれる風化岩を形成し、さらに時間とともにアレーヌ(arènes: 粗い砂)へと変化します。

エルミタージュの地層

エルミタージュの地層

丘の中腹付近に位置する平地は酸化鉄を含んだ赤色を帯びた土壌です。カルシウムはあまり含まれてはいませんが、モンモリロンナイトを含む赤い粘土質土壌は高い保水性が特徴的です。このおかげで過度な水分ストレスを避けることができ、したがって白ブドウに適した場所として選ばれています。平地の場所によっては、間氷期に風で運ばれてきた細かめのシルトが砂塵(レス)となって形成された土壌も見られます。 ル・メアルやレ・ロクール、レ・ミュレなどの区画がある最も高い場所に位置するテラスの畑は風化が最も進んだ場所でもあり、非常に大きな地質学上の変貌が垣間見えます。これらの区画は斜度が40度から60度ほどもあるため、浸食・浸出が激しく、表土は非常に薄くなっています。小石は明るい色を帯び日光を反射するため、反射熱も利用した光合成による、よく熟したシラーを生みます。場所によっては、石灰化によるプディング石も見られます。メアルやミュレの低地、レ・ロクール、ディオニエールなどの低い位置のテラスの斜度はより緩やかで、高地から崩れ落ちた土壌により形成されます。多少の石はありますが、保水性の高いシルトや粘土がおおむね堆積しているので、白ブドウに適しています。 エルミタージュのワインはこれらの様々な土壌による影響を受けて複雑性に富んだワインになっていきます。私たちは、エルミタージュの丘全体のワインをブレンドすることでこのテロワールを最大限に表現しているのです。

ポール ジャブレ エネ ワインラインナップ
フランス・ブルゴーニュ地方の南部ローヌ渓谷の恵まれたテロワール。卓越した品質のワインを造り出しています。ぜひ、お試しください。

 

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