本間チョースケがゆく!「ヴァルジャーノ パリストルティ ロッソ&ビアンコ」
テヌータ・ディ・ヴァルジャーノ
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イタリア・ビオディナミ界のパイオニア
フィレンツェから西へ約60Km、のどかな田園地帯であるルッカ。
このピッツォルネ山脈の麓に広がるルッカの素晴らしいテロワールに、幼いころから人知れぬ憧れを抱いていた「テヌータ・ディ・ヴァルジャーノ」のオーナー、モレノ・ペトリーニ氏。あのスーパーエノロゴ、ルカ・ダットーマらと共にこの地を訪れ、彼らの助言に背中を押されるようにこの憧れの地に1993年ワイナリーを設立しました。
そして翌年よりワインづくりを開始。僅か10年弱でトップ・ワイナリーの仲間入りを果たしました。
当初から周囲の環境に影響されることなく有機栽培を行ってきましたが、ビオディナミのセミナーに参加したことがきっかけでこの未知なる農法を試験的に実践。するとブドウ畑の葉の緑がより濃くなり樹勢が非常に良くなったことから、2000年より完全にビオディナミ農法に切り替えることを決意しました。イタリアのビオディナミ界においては、まさにパイオニア的存在です。2000年に本格的に導入したヴァルジャーノは、イタリアにおいては数少ないビオディナミ農法による生産者の一つにもなっています。