ワインの開け方(コルク栓、スクリューキャップ、スパークリング)まとめ
ワイン栓の「開け方」についてのまとめ記事です。<br /> コルク栓を開ける際の様々な道具のこととその使い方、スパークリングワインのコルクの開け方、スクリューキャップの開け方をご紹介いたします。
知って納得!ワインについての素朴なギモンを解消!
ワインの産地といえば、皆さんはどんな国を思い浮かべますか?
フランスやイタリアなど、
まずはヨーロッパの国々を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。
ドイツやスペインなども、古くからのワイン産地として有名ですよね。
ところで、皆さんは「ニューワールド」ってご存じでしょうか。
チリやオーストラリア、南アフリカなど
これらの国々は「ニューワールド」や「新世界」と呼ばれ、
新しいワイン産地として注目を集めています。
今回は、「ニューワールド」についてご説明いたします!
◆そもそも「ニューワールド」とは?
ニューワールドは、言葉の通り、「新しい世界」を意味します。
ヨーロッパなどの古くからのワイン産地に対して、
新しくワイン産業を始めた生産国のことをそう呼ぶのです。
ニューワールドの代表的な国々には、
チリ、アルゼンチン、アメリカ、南アフリカ共和国、オーストラリア、ニュージーランドなどがあり、
今日、素晴らしいワインを生み出しています。
ただ、“新しい”とはいっても、
産地によっては、その歴史の始まりは400年以上も前に遡ります。
そもそも、ワインの歴史は、
紀元前5,000年ごろ、西アジア(中東)で始まったとされています。
やがてワインは、メソポタミア(現在のイラクやシリアの周辺)、エジプト、ギリシャに広がり、
ローマ帝国の時代には、その支配下にあるヨーロッパ各地で根づいていきました。
その後、ヨーロッパでは、「キリストの血」としてミサに使用されるワインの造り方が、
長きにわたり修道院で発展していきます。
そして15世紀、ヨーロッパが大航海時代を迎え、世界中に進出し始めると、
彼らは各地に修道院を作り、そこでワイン造りを始めました。
これが、多くのニューワールドワインが生まれるきっかけとなったのです。
~ちょっと歴史解説~
*大航海時代
15~17世紀にかけて、ヨーロッパの国々は、
アフリカ大陸南部や、南北アメリカ大陸、
アジア、そしてオセアニアへと乗り出しました。
*初めてのニューワールドワイン
16世紀半ば、南米ペルーにやってきたスペイン人がブドウを植え、
初めてニューワールドでワインが造られました。
さて、航海によって、いくら新しい土地が見つかったからといって、
どこででも良いブドウを育てられるわけではありません。
その位置や地形、天候によって、
ブドウを育てるのに適した場所は限られてきます。
では、どのような環境が、ブドウ栽培に向いているのでしょう。
◆ワインが生産される主な地域
地球上には、北半球と南半球それぞれに、「ワインベルト」と呼ばれる範囲があります。
ワインベルトは、年間平均気温をもとに形成される帯で、
ブドウ栽培に適した場所は、この中に分布しています。
北半球:北緯 約30°~50°
南半球:南緯 約20°~40°
ワインの銘醸地や、ニューワールドと呼ばれる産地が、
このワインベルトの中にあるのが見てとれますね♪
◆ブドウ栽培に適した環境
こういったブドウ栽培に適した土地や気候は、
中東やヨーロッパ以外にも世界中に存在していました。
ただ、その場所がワイン造りに活かされるようになったのは、
ワインの長い歴史からすると、“新しい”ことなのですね。
いかがでしたでしょうか。
お手頃価格で気軽に手にすることができ、
1種類のブドウ品種から造られるワインが多いことから、
味わいもストレートで分かりやすいニューワールド。
ワイン初心者にとって、魅力たっぷりの産地ですよね♪
ぜひこれからもご注目ください(*^^*)
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