モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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ドメーヌ・サント・バルブ

Domaine Sainte Barbeドメーヌ・サント・バルブ

美しき当主が生む、美しきシャルドネ

オーナー兼醸造家:ジャン・マリー・シャラン氏

所在地
"En Chapotin" CIDEX 2163 71260 Vire France
Website
http://www.jeanmariechaland.com//
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マコネー地区のトップに一躍踊り出た若手生産者

 ドメーヌ・サント・バルブは、現当主のジャン・マリー・シャラン氏が2001年に父のドメーヌであるドメーヌ・デ・シャゼルから独立する形で設立されました。古くは8世紀からぶどう栽培の歴史があるというヴィレに位置しています。元々はジャン・マリー・シャラン氏の祖父がブドウ畑を所有しており、その後1960年代に自社詰めを開始、現在に至ります。祖父はヴィレの協同組合長を務めていた人物。現在ドメーヌが所有している畑の面積は8.2ha、ヴィレ・クレッセを5.7ha、マコン・ヴィラージュを2.5haとなっています。

 ジャン・マリー・シャラン氏が独立した2001年から急激に品質が向上し高い注目を集めるようになりました。本来であれば父親のドメーヌ・デ・シャゼルを引き継ぐはずでしたが、有機栽培に興味があった彼は独自の考えでワイン造りをしたいと自身のドメーヌを創設。当初からビオディナミやビオロジックといった有機栽培を実践、2003年にはエコセール認証を取得するなど、マコネー地区の若手生産者におけるリーダー的存在になります。

 彼の造りだす白ワインは果実の力強さに溢れ、かつエレガント。日本においてもワイン評価誌の表紙を飾り絶賛されるなど、非常に高い人気を獲得しています。

歴史のあるドメーヌ

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美しきシャルドネを生む若き当主

 ヴィレ村のブドウ農家・3代目として生まれ育ったジャン・マリー・シャラン氏。温厚で、音楽好きですが、ワイン造りに関しては完璧主義を貫く職人肌の人物です。
 今は至って健康、精力的にワイン造りに励むジャン・マリー・シャラン氏ですが、幼少期は病気がちだったといいます。人工的な薬物が与える影響について自身の体験を持って知っていることが、のちに自然環境に配慮した有機栽培を実践するきっかけになったといいます。

  バカロレア(大学入学資格)のあと、シャンパーニュのアヴィズにて醸造学を修め、その後家族経営の小さいドメーヌにて1年間の研修を行います。さらにその後、兵役(怪我人を手当てする部隊に所属)を務め、3ヶ月間シャトー・ヌフ・デュ・パプにあるドメーヌ・サン・ブノワ、オーストラリアのメルボルンとアデレードの間にあるハーディ・ストーン・ヘヴン・ヴィンヤードにて4ヶ月間のインターン・シップを経験し、2001年1月にブルゴーニュに戻り、自分のワイナリーを設立することになりました。

 現在ではマコネ村の若手生産者のリーダー的存在となった彼は、温厚かつ茶目っ気のある性格で愛すべき人物です。

オーナー:ジャン・マリー・シャラン氏(3代目)

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ビオディナミを実践し、自然のサイクルを尊重する

 自然に敬意を示し、テロワールが表現されたワインを造りたいという強い思いがあったジャン・マリー・シャラン氏は、2001年のドメーヌ設立後すぐの2002年からビオロジックでのブドウ栽培を開始、2003年からはビオディナミ農法を実践しています。

 2006年にはヴィレ・クレッセの地で一番最初となるビオロジックの認証を取得(Certifie Agriculture Biologique 通称ABマーク)しています。また、「GEST」というブルゴーニュの土壌を研究する組織にも加入しています。

 ドメーヌが所有する畑の実に75%を古木が占めており、彼のワインに複雑性をもたらしています。ヴィレ・クレッセに関しては1haあたり6500~8000本の株密度で植樹。冬の間の畑は停止状態とし、春頃から剪定作業に入ります。ブドウが均等に熟すように、葉っぱが一部に密集しないように丁寧に手入れされます。7月末までの雑草の状況を見ながら、開墾作業を地中深くから行います。この雑草は、8月、9月の時期のブドウの完熟度や、病気等に関係してくる為、畑の状態を見ながらの作業。雨が多いとブドウはカビにやられてしまう為、雨を吸い上げる雑草が必要となります。

 そうして出来上がったブドウは全て手摘みされ、ワイナリーへと運ばれるのです。

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「僕がワインを造るのではない、自分はテロワールの表現者なんだ」

 ジャン・マリー・シャラン氏は、「僕がワインを造るのではない、自分はテロワールの表現者なんだ」と語ります。「戦後、僕が生まれた地は経済的に弱く、テロワールの概念はあっても協同組合が力を持っていて、テロワールごとにワインを醸造することはできなかった。でも僕はこの地のテロワールを表現したいんだ」とも。

 彼の造る力強くも透明感があり、上品な酸とミネラル感のバランスが絶妙な白ワインは、彼の哲学によって土地のテロワールが表現された結果なのです。

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太古の昔「海」だった土地

マコネからヴィレ・クレッセは昔は海の底だったといわれています。
海の底といえば、シャブリのキメリジャン土壌が有名です。サント・バルブが所有している畑の土壌も同様の特徴をもっており、牡蠣の化石やムール貝の化石、さらにはアンモナイトの化石も出てくる非常に石灰質に富んだ土壌です。
テロワールの表現者であるサント・バルブの上品なミネラル感は、この土壌に由来しています。

畑から出た化石

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海洋性・大陸性双方の特徴をもつ特殊な気候条件

 ブルゴーニュのマコネ地区においての気候は、海洋性気候と大陸性気候の合わさったものといわれています。特に海洋性気候では、海陸風や季節風などの海洋と陸の間で起こる風の影響を受けるため、一般的に降水量が多くなります。さらに大陸性気候の影響も受けるこの地区は、平均的には気温が他の地域のフランスと比べて高いですが、(例えば、パリが15度に対し、ヴィレでは18度以上など)夏と冬の気温差が激しく、気温が下がると一気に雪が降ったり、雷が落ちたりする日もあります。マコネの平均日照時間は1828時間、平均降水量は841ミリ程度。

 半大陸性気候といわれるこの地区は、ソーヌ渓谷によって気候が和らげられ、夏はあまり涼しくなく、冬が湿気が多いため霧も発生します。またローヌ渓谷からの地中海性気候の南風の影響や大陸性気候による北風の影響も受けやすいといえます。

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ミネラル感とフィネスを追い求めるワイン造り

 ジャン・マリー・シャラン氏のワイン造りは、全て「テロワールの特徴=ミネラル感とフィネス」をいかに表現するか、が根底にあります。

 ワインに関しては完璧主義者である彼の醸造施設は、彼の造りだすワインのようにクリーンそのもの。醗酵の温度はおよそ16~18度の間で行い、自生の天然酵母を用います。丁寧にプレスを行った後、一晩寝かせてからデブルバージュを行います。それにより、細かい澱をこの時点で取ることが可能になるため、ミネラルを綺麗に表現できるといいます。亜硫酸をほとんど使用しないため、バトナージュはほとんど行わず、補酸・補酸も一切行いません。

 マコンに関しては平均的に7ヶ月という熟成期間で果実のアロマをワインにきちんと残します。そのためスーティラージュ(澱引き)は比較的早い段階で行っています。 ヴィレ・クレッセに関しては、ワインにより複雑性を求めるため約16ヶ月間の熟成期間をとっています。

 マコン・ヴィラージュには基本的にフィルタリングを行いますが、ヴィレ・クレッセはノン・フィルタリングとすることもあります(ヴィンテージによります)。ただし、ワインの風味を損なうようなフィルタリングはしません。オーク樽に関しては基本的にヴィレ・クレッセにのみ使用しますが、新樽比率は非常に低く、表現されたテロワールを邪魔にしない程度に適用されます。

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それぞれの畑が持つテロワールを見事に表現する

 ドメーヌ・サント・バルブでは所有している畑の面積は8.2ha、ヴィレ・クレッセを5.7ha、マコン・ヴィラージュを2.5haとなっています。パーセル毎に管理している畑は全て合わせると20を超えますが、おおよその畑は全てマコンの丘に位置しています。およそ半径4~5kmの中に収まっているため、ジャン・マルー・シャラン氏が自身の手で管理できるといいます。

 基本的にジャン・マリー・シャラン氏はテロワールの表現をコンセプトとしているため、別の特徴をもった区画から収穫されたブドウを混ぜてワインを造ることをしません。そのため、それぞれの土地の特徴が見事に表現されたワインが産み出されます。

サント・バルブが所有する畑 分布図

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マコン・レクスプレッション シャルドネ

Macon l'Expression du Chardonnay

 マコン・ヴィラージュに位置し共通の特徴を持つ畑から収穫されるブドウをブレンドして造り上げる、もっともフレッシュでアロマティック、そして早くから楽しめるワイン、それが「マコン・レクスプレッション シャルドネ」です。

 トータル面積は1.5haで、粘土石灰質土壌。樹齢20~40年といったシャルドネが植えられており、土地・品種の特性が見事に表現されたストレートな魅力で、全てステンレス・タンクで仕込まれます。

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マコン・ヴィラージュ レ・ティーユ

Macon-Villages "Les Tilles"

 マコン・ヴィラージュに位置する「レ・ティーユ」という区画から収穫されたブドウで造られます。ドメーヌから3kmほど北にある0.9haほどの区画。もともとはジャン・マリー・シャラン氏の母方の祖母が所有していた畑で、モンベレ村に属しています。樹齢40年ほどのシャルドネが植えられており、粘土混じりの石灰質土壌。よりボリューム感があり、ミネラル感も強く感じますが、全体的にはバランスが素晴らしく飲みやすい味わいです。

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ヴィレ・クレッセ レピネ

Vire-Clesse " l'Epinet "

 ヴィレに位置する畑「レピネ」から収穫される樹齢50年ほどのシャルドネで造られます。僅か0.6haほどしかない畑から造られるワインはわずか3000~4000本程度という限定生産のワインで、醗酵・熟成にオーク樽を用います。丘の中腹に位置し、30cmほどの厚さがある茶色や赤みがかった粘土質土壌に表面が覆われた石灰質土壌を形成しています。

 古木に由来するマスカットのような華やかさと甘み、堅い石を連想させるミネラル感。果実の力強さに深みがあり、余韻に心地よい酸とミネラルの完璧なバランスが表現されています。

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ヴィレ・クレッセ チュリセ

Vire-Clesse " Thurissey "

 ヴィレに位置する畑「チュリセ」から収穫される、古木が植えられており、中には樹齢100年を超えるシャルドネも多く存在します。所有する畑の中では最も北側に位置します。わずか0.54haしかない畑からはおよそ3000本程度のワインしか生産できません。

 表面は50cm~2mほどの厚さがある粘土質で、酸性の土質。その奥にはジュラ紀の粘土石灰質の土壌があります。これはコルトンに共通する特徴を備えているとジャン・マリー・シャラン氏はいいます。大きな石がゴロゴロと存在している特殊なテロワールは、圧倒的なミネラル感と深いストラクチャーをワインに与えます。醗酵・熟成にはオーク樽が使用されます。樹齢100年を超える古木からは凝縮した果実が生まれ、力強くも上品な果実味、そして深く長い余韻へとつながります。

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ワイン専門誌で絶賛され、表紙を飾る実力派ドメーヌ

 ブルゴーニュのワイン評価誌「Bourgogne Aujourd’hui 2006年2・3月号」 でも大きく取り上げられ、素晴らしい品質価値が絶賛されているドメーヌ・サント・バルブ。

 日本のワイン専門誌「リアル・ワイン・ガイド 2007年4月号」でもヴィレ・クレッセ レピネが表紙を飾るなど、非常に高い評価を得ています。

リアルワインガイド表紙を飾るレピネ

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ヴィレの丘に建つ十字架「サント・バルブ」

「サント・バルブ」はヴィレの丘に建つ十字架がその名の由来となっています。ドメーヌと、その畑を見下ろす位置に建っている十字架は、現地に住む人々の間で信仰を集めているそうです。

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