モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

Causse du Theronコース・デュ・セロン

カオールの未来を担うワインに目から鱗!

醸造家:セバスティン・ジゴー氏

所在地
Metairie Grande du Theron, 46220 Prayssac France
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フレッシュさとフィネス。透明感を持つ新世代のカオール

石灰岩とマルベックの重要性を証明させたアルゼンチンの名門、アルトス・ラス・オルミガスが2013年、カオールの地でスタートさせた新プロジェクト。彼らのワインをティム・アトキンMWは自身のTwitterでと絶賛。

ワインは全てコンクリートタンク内で天然酵母発酵を行い、樽使用ゼロ。フレッシュさとフィネス、そして透明感を持つ見事なバランス感を持ったカオールが誕生しました。

 

アルゼンチンマルベックの真骨頂を確立させた名門、アルトス・ラス・オルミガス。コース・デュ・セロンは彼らがマルベックの本拠地、フランスのカオールのテロワールに挑んだ新プロジェクトです。ストーリーはアルトス・ラス・オルミガスの創設者であるアントニオ・モレスカルキ氏とアルトス・ラス・オルミガスの一員として2008年からアルゼンチンの土壌調査を行い、根本からワイン造りを見直し蔵を成功に導いた世界随一の地質学者ペドロ・パッラ氏が2013年にカオールを訪問した時から始まりました。
パッラ氏はこのカオールのテロワールを目の当たりにし「こんなにすごいテロワールには滅多にお目にかかれない!」とすぐさまカオールに恋をし、同じくオルミガスで醸造を行う世界最高峰のエノロジストの一人、イタリア人醸造家アッテリオ・パーリ氏は「石灰岩を母岩に持つ最も興味深いテロワール」と惚れ込みました。更にオルミガスからはもう一人、常任の醸造家で地質学のプロでもあるレオナルド・エラッツオ氏が加わり、彼らがアルゼンチンで培った経験んと英知を結集させ、同じパッションを持つ地元3社の造り手とタッグを組んだカオールプロジェクトです。
アルトス・ラス・オルミガスのメンバー(左)ペドロ・パッラ氏、(右)アッテリオ・パーリ氏、(下)副社長アントニオ・モレスカルキ氏

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コース・デュ・セロン

コース・デュ・セロンはカオール、プレサック地区でジゴー家が5世代にわたりワイン造りを行うドメーヌ、メタリ・グラン・デュ・セホンと生み出すワインブランドです。ドメーヌでは、メタリ・グラン・デュ・セホンの名でワインを造っていますので、このプロジェクトでは同じワイナリー名は使わず、ワイナリー名の代わりにブランド名として「コース・デュ・セロン」を用います。

現在ジゴー家は2つの畑を所有しドメーヌを運営します。コース・デュ・セロンの「アン・パント」はこの内、多孔性のある風化した石灰岩が多く存在する斜面の貴重な区画でブドウを栽培します。洗練されたタンニンのセンセーションと軽やかさ、そして鮮度。ワインの鮮度とテンションはこのテロワールの最大の魅力となっています。 

醸造家:セバスティン・ジゴー氏

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カオールの今と昔。新時代の到来

カオールと聞くと「濃い・力強いワイン」をまず第一にイメージします。実はこのスタイル、過去120年の間に直面した霜や経済的危機からの脱却すべく、ボルドー主導のワイン造りが持ち込まれた結果誕生したスタイルであるという事実はあまり知られていません。特に1956年の大きな霜の被害は深刻でした。そしてブドウ栽培農家や生産者達はこれまでブドウを栽培してきた石灰岩を多く含み、痩せた土壌を有する山の斜面や高地での栽培を断念し、生産量が上がるロット河岸辺の肥沃な谷底の地へと栽培地を移動させる原因となりました。そして現在、斜面でのブドウ栽培はカオールでの全ブドウ栽培の5%以下と減ってしまったのです。

カオールはボルドーより温暖で且つ、知名度もボルドーには劣っていたことから安価に良質なブドウが手に入り、イギリスで流行していた濃厚なスタイルのワインを大量に造るには好適条件が揃っていました。この結果、カオールには多くのボルドーのコンサルタントが入り、ボルドー的な川岸でのブドウ栽培やワイン造りが持ち込まれ、マルベックにメルローを混ぜ、樽の効いた力強いスタイルのワインを完成させていきました。

これらはイギリスを始めヨーロッパで大人気となり、一つのカオールの重要なアイデンティティとなっていきました。

しかし一方で、カオールの多くの造り手は、古くから栽培されていた高地や斜面(貴重な石灰岩が残る地区)は重視しなくなり、これらの土地とワインの可能性についても最近まであまり意識されなくなっていきました。

アルトス・ラス・オルミガスは、長年アルゼンチンの地でマルベックと石灰岩土壌の可能性を研究し、成功を納めたプレミアムワインの造り手です。そんな彼らにとって、これら貴重な石灰岩が残る山の斜面や標高の高い地区の地形や土壌、更には気候環境は醸造家魂を強く燃えさせるものでした。2013年から何度もカオールに訪れ多くのワインを試飲し畑を見て回りました。そしてたどり着いた結論が「この地での自分たちのワインを造る」という答えでした。

そして、この世界に真似のできない優れた石灰岩を有するカオールで、彼らの考えに賛同する3社の造り手が現れ、彼らとこれまでの常識を根底から覆す5つのカオールを誕生させます。ボルドーの生産者がニューワールドでワインを造る事はよく耳にしますが、このプロジェクトは正に逆輸入。アルトス・ラス・オルミガスの超人たちの心を強く動かす、それだけの絶対的な理由がここには存在したのです。

現在、カオールでは若い造り手を中心に新たな動きが生まれ始めており、アルトス・ラス・オルミガスのワインプロジェクトだけでなくテロワールに重きを置いたファインワインやSO2無添加のナチュラルワインなど、次々に新時代の到来を象徴するかのようなワインが誕生し注目を集めています。まだまだ新しいムーブメントは始まったばかりですが、彼ら若い世代の活躍は今後のカオールを更に興味深いものにしていく事は間違いないでしょう。

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