モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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Chateau Leoville Las Casesシャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

『サン・ジュリアンの王』と呼ばれる、スーパーセカンドの代表格

サン・ジュリアンのトップの評価をうけるシャトー

1855年の格付け以来、継続してサン・ジュリアンの中でもトップの評価を受けるシャトー・レオヴィル・ラス・カーズ。もともとは、レオヴィル・ポワフェレ、レオヴィル・バルトンと共に、メドックでも最も大きなシャトーのひとつでしたが、フランス革命の後に分割され、レオヴィル・ラス・カーズは今のシャトーの土地を所有する事となりました。それ以降、19世紀後半からデュロン一族によってシャトーが守られています。

 

ちなみに、1855年時の格付け制定時にラス・カーズが与えられたのは2級。それでも名誉な格付けですが、シャトーとしては2級という格付けには納得していない、という事もあり、表ラベルにはあえて2級という記載はしていません。トップクオリティーへの気概を感じます。

『Bank(銀行)』などとも揶揄されるラス・カーズのセラー

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オーナー、デュロン氏

2000年に亡くなった父、ミッシェル・デュロン氏の跡を引き継ぎ、現在のオーナーはジャン・ユベール・デュロン氏です(2017年3月時)。正直ネゴシアン達も対応が慎重になるような、威厳のあるオーナー。華やかなパーティーの場や、海外のプロモーションではあまりお見かけすることがありません。デュロン家は財力のある一族であり、2016年の長者番付では3億2000万ユーロの資産で217位にランク付けされています。

オーナー:Mr. Jean-Hubert Delon(ジャン・ユベール・デュロン氏)

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極みを目指して続けられる探求

デュロン家は他にも、シャトー・ポタンサック、シャトー・ネナンといった有名シャトーも所有していますが、信念として、一つ目にそれぞれのワインがそれぞれの土地のテロワールを表現している事が挙げられます。レオヴィル・ラス・カーズであれば、サン・ジュリアンのテロワールを表現した、骨格、調和、複雑味、熟成のポテンシャルを有しているスタイルである事が望ましいと考えられています。

 

 

二つ目の信念は、食事とともに飲用するのにふさわしいスタイルである事です。ワイン造りを行う上で、食事と合わせる際にキーとなる、酸味と熟成のバランスが取れたスタイルになるよう注意を払っています。加えて、ワインは熟成と共に良さを見せる様に、毎年の気候、自然環境等に合わせた常に上の極みを目指す探求に重きを置いています。

 

サン・ジュリアンの中でも最も北に位置し、すぐ隣はポイヤックのエリアである為、そのワインのスタイルはポイヤックのニュアンスを持つと言われたりします。『Clos(クロ)』 と呼ばれる小区画の畑の土壌は基本、粘土砂利質、砂利質を底土に持つ、第四期の砂利質ですが、ジロンド河によって複雑に形成された土壌。川が近い事により生みだされるマイクロクライメット(微小気候)は、ブドウの完熟を促進し、畑を霜害から守ります。肥沃過ぎない土地、程よい地下の水分量がある事で、どんなヴィンテージにおいてもカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランが素晴らしい成長を見せてくれます。

 

栽培されているのは、カベルネ・ソーヴィニヨン66%、メルロー24%、カベルネ・フラン9%、プティ・ヴェルドー1%で、平均収量は8,600 本/haです。

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ラス・カーズのセカンドラベル、ル・プティ・リオン

1902年から造られている『クロ・デュ・マルキ』は、長らくセカンドワインとみなされてきましたが、レオヴィル・ラス・カーズの畑の西側にある別区画のブドウで造られているので「正式なセカンドワインでは無い、別のワインである」とシャトーが改めて発表しました。2015年ヴィンテージからその『クロ・デュ・マルキ』にはセカンドラベル、『La Petite Marquise Du CLOS du MARQUISE(ラ・プティット・マルキーズ)』が造られ始めました。クロ・デュ・マルキの区画の若木から採れたブドウが中心に使われています。

 

そして改めて、2007年からシャトー・レオヴィル・ラス・カーズの正式なセカンドワインとして、『ル・プティ・リオン』というワインが造られるようになりました。レオヴィル・ラス・カーズの区画でグラン・ヴァンのレベルに満たない若木から採れたブドウを中心に造られるワインです。

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