モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

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Domaine Remi Jobardドメーヌ・レミ・ジョバール

力強くも上品、ピュアなムルソーを造りだす次世代スター

オーナー兼醸造家:レミ・ジョバール氏

所在地
12 rue Sudot 21190 Meursault France 地図を見る>

ムルソー屈指の実力派ドメーヌ

 現当主であるレミ・ジョバール氏の祖父にあたるピエール・ジョバール氏の畑を、1960年代に2人の息子シャルル・ジョバール氏(レミ氏の父)とフランソワ・ジョバール氏がそれぞれ分けて引き継いだところからドメーヌの歴史は始まっていますが、ジョバール家自体はムルソーで何世代も続く名家です。

 シャルル・ジョバール氏はしばらく一人でワイナリーを切り盛りしていましたが、1991年に息子のレミ・ジョバール氏がワイナリーへ参画。1997年にシャルル氏が引退した後は全てのワインをレミ氏が造るようになり、1998年産からレミ・ジョバール名義でワインをリリース。2005年から本格的に有機栽培を実践し始め、急激に品質を高めていきます。

 今日ではドメーヌの所有する畑は約7.8ha。5万本を年間に生産し、そのうちの70%は白ワイン。また赤ワインを中心に、1万5千本ほどを買いブドウによってワインを生産し、全生産量のおよそ70%は輸出されますが、ボトルにラベルを貼る作業などは未だにレミ・ジョバール氏とその家族でこなしています。

 完熟した健康的な果実味を表現しつつ、透明感のあるエレガントなレミ・ジョバール氏のムルソーは、フランスの3つ星レストランにオンリストされ、さらにはワイン・アドヴォケイト誌で軒並み高得点を叩き出すなど、世界中で高い人気を誇ります。

15世紀から続く名家「ジョバール」

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純粋でエレガント、かつ力強いワインを

 『「純粋でエレガントなワインがコンセプト」全ての仕事はこのコンセプトに向かうためにある

 とレミ・ジョバール氏は語ります。

 彼の生みだす白ワインは、ボリューム感やふくよかさがありながらも、キメ細やかで繊細、ミネラル感に溢れ、上質の果実のエキスを見事に表現したもの。また、本人が気をつけているという樽感のつき具合も絶妙の程よさ。クリアーで美しくバランスのとれた、コンセプトどおりの素晴らしい仕上がりです。

 ムルソーの素晴らしいテロワールを、レミ・ジョバールという努力を惜しまない「人」が見事に表現していることがワインを通して証明されています。

「ムルソー」の魅力に溢れている

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数多くの努力で品質向上を成し遂げた、若きムルソー・スター

 1970年、代々続くムルソーの名家に生まれたレミ・ジョバール氏。

 1991年醸造学を修めると、すぐに父親のドメーヌを手伝い始め、1998年正式にドメーヌを引き継ぎます。

 彼はそれまでのやり方に少なからず疑問を感じており、祖父の時代に実践していたような、自然の尊重を基本に置いた作業を数多く復活させるべきと考えていました。当時の自分のワインには大きく改善する余地があると感じたレミは、いくつかの試みを実践しながら根本的な改革を進めていきます。

 畑では、2005年からビオロジック農法を実践。化学肥料や除草剤、殺虫剤を徐々に減らし、最終的に使用しないようにすることで、活き活きした果実味が表現できるようになりました。2011年産からエコセール認証を受けています。

 醸造面では時間をかけた丁寧なプレス、そして屋外で実施するオーク樽でのアルコール醗酵を導入。オーク樽も最高品質を誇るシュトッキンガー社を導入し、より上品で調和のとれたムルソーを造りだすことに成功しています。

 2010年には第一子も誕生、公私ともに充実しておりこれからもますますの活躍が期待されます。

オーナー兼醸造家:レミ・ジョバール氏

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素晴らしい畑のオンパレード

レミ・ジョバール氏が所有している畑は全て非常に小さいため生産量が限られていますが、それぞれに魅力的な表情を見せてくれます。

【ブルゴーニュ アリゴテ】

 国道74号線よりも東に位置している3つの区画から収穫されるアリゴテをブレンド。全てステンレス・タンクで仕込まれ、アリゴテらしからぬ果実感に溢れた味わい。

【ブルゴーニュ シャルドネ】

 全部で6区画のパーセルから造られます。全てムルソー村の内側に位置する好立地な区画で、その内1つは1級シャルムに隣接、あとの5つはムルソーAOCに隣接。ムルソーと同じ造り方で生産されるお買い得な白。

【ムルソー スー・ラ・ヴェル】

 標高が低く平たんな立地ながらも、水はけの良い砂利質の土壌を備えており、丸く、完熟したリッチな果実の印象を強く感じる味わい。ドメーヌに隣接している。スー=下、ヴェル=区画の上部にある村の名前。つまり、ヴェル村の下にある区画、という意味を持ちます。

【ムルソー レ・シュヴァリエール】

 北東向きの冷涼な区画で、樹齢70年を超える古木が植えられている。収穫はいつも最後になり、キリッとしてミネラル感が強く、力強く深い余韻が素晴らしい畑。

【ムルソー プルミエ・クリュ ル・ポリュゾ・ドゥス】

 ジュヌヴリエールからわずか数メートルしか離れていない隣接した区画。レミ・ジョバール氏の造るポリュゾは非常に印象的で、凝縮感があり力強い白になります。

【ムルソー プルミエ・クリュ レ・ジュヌヴリエール】

 3つの1級畑の中でも、「レ・ジュヌヴリエール」は最も糖度の高い完熟したフルーツと心地よい酸が完璧に調和したフィニッシュが常に堪能できる銘醸畑。

【ムルソー プルミエ・クリュ レ・シャルム】

 派手なジュヌヴリエールとポリュゾの力強さの両方を兼ね備え、レミ氏の造るワインでしばしば最高の評価を得る銘醸畑。しかし残念ながらぶどうの樹を植え替えるため、11年産を最後に最低7年間生産がなくなってしまう幻のワインでもあります。

レミ・ジョバール所有畑の分布図

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徹底した有機栽培、珍しいコルドン・ド・ロワイヤ仕立て

 レミ・ジョバールでは以前から自然に配慮した栽培を実践していましたが、2005年からより徹底した作業をすべくビオロジック農法を導入。2011年産からエコセールによる認証も取得しています。

 また、ブルゴーニュで一般的とされるギュイヨン式ではなく、コルドン・ド・ロワイヤ式の仕立て方法を全体の80%に採用しています。ブルゴーニュでシャルドネにこの仕立てを採用している生産者は非常に少なく、レミの父の代から導入されています。

 ギュイヨンよりも粒が小さな果実を収穫することができるため、酸度が高く、収量が抑えられ、凝縮度の高いブドウを得られます。

自然に配慮した栽培を実践

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徹底された「丁寧な圧搾」とオーク樽へのこだわり

 レミ・ジョバール氏は畑での作業だけでなく、ワイン造りにおいても数多くの努力を惜しみません。

【① 時間と労力を惜しまない、丁寧な圧搾】

 まず、手摘みで区画ごとに収穫されたブドウの実は「房単位」で丁寧に破砕されます。その後重力を利用し圧搾機へと運ばれると、最大12時間もの時間をかけて、段階的に圧力を下げながらゆっくりとプレスされます。その間ブドウをかき混ぜるようなことはせず、最大でも2気圧というソフトな力でジュースを抽出。

 プレスされたジュースは低温を保たれ、ステンレスタンクにてデブルバージュされます。その後オーク樽にてアルコール醗酵(マロラクティック醗酵含む)が行われます(アリゴテのみステンレス・タンク)。人口酵母は使用せず、全て天然の自生酵母でのアルコール醗酵にこだわります。

【② 屋外でアルコール醗酵を行い、その年の特徴を反映させる】

 ユニークな点は、そのアルコール発酵中のオーク樽を「屋外」に置いておくことです。「昼夜の寒暖差など、その年の特徴の変化により触れさせる為」とレミ氏は語りますが、気温が低いときはプレス後8時間経ってもアルコール醗酵が始まらず、最大で20度になるまで醗酵が続くことになります(実際は大抵15~16度というところ)。もし夜間が寒い年になる場合、屋外でのアルコール醗酵は11月まで続き、その後屋外に比べ暖かいセラーへと移されます。最終的に糖分が完全にアルコールへと変わるまで全部で1月まで工程が続くこともあります。

【③ オーク樽熟成の後、ステンレス・タンクで澱と熟成】

 このような丁寧で時間のかかる工程を惜しまないため、彼の造るワインは比較的遅い時期=ブドウが収穫されてから実に17ヶ月後となる2月にボトリングされます。9月にはワインたちはオーク樽から出され、ステンレス・タンクの中で2度目の冬を過ごします。ステンレス・タンクの中では、ワインは良質な澱と共に熟成させます。そうすることにより、芳醇かつフィネスのしっかりしたワインに仕上がり、かつ清澄やフィルタリングなどの人工的な作業を必要最低限におさえることが可能となります。

【④ エレガントでテロワール表現を邪魔しない、ムルソーに最適なオーク樽】
 ムルソーは12ヶ月を樽熟成の期間とし、新樽率は20%です。この熟成に使用するオーク樽にもレミ氏独自のこだわりがあります。2005年、世界的にも最高品質の評価を得ているオーストリアの樽業者「シュトッキンガー」製の樽を購入し、実験的にワイン造りに導入してみたところ、非常に素晴らしい品質を得ることができました。以後彼はシュトッキンガー製樽の使用率を徐々に上げていき、2008年には全ての樽をシュトッキンガー製樽にします。

 この特定の樽を使用することで、「エレガントで控えめなオークのニュアンスが、テロワールと果実味を引き立たせる」ことが可能になります。さらに、レミ氏はより大きなサイズのオーク樽を使用する試みもスタート。2007年にシュトッキンガー社から1200リットルの新樽「フードル樽」という特殊な樽を購入するなど、彼の品質向上への意欲はとどまることを知りません(通常の伝統的なブルゴーニュ樽は228リットル)。

シュトッキンガー社製の最高ランク樽

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世界中で高い評価を得る造り手、レミ・ジョバール

 フランスの3つ星レストランやワイン・アドヴォケイト誌などに高い評価を得ているレミ・ジョバール。彼の造るムルソーは生産本数が限られているため、世界中から引き合いがあります。

●数々の3つ星レストランでオンリスト

 フランス国内においても高い人気を誇るレミ・ジョバール。「Pierre Gagnaire」「Alain Ducasse」「Michel Bras」「Freres Pourcel」「Auberge Lille」といった名だたるレストランにオンリストされた実績をもちます。

●パーカーズ・ワイン・バイヤーズ・ガイド(2000年12月8日第1刷発行)
 パーカーの本においてレミ・ジョバールはムルソーのスターと紹介されています。

~~~フランソワ・ピエールとジャン・ピエール(ルイ・ラトゥールの醸造責任者)の兄弟である、シャルル・ジョバールは、このドメーヌを引退し、現在は才能溢れる息子のレミに完全に管理を任せている。ドメーヌ・コシュ・デュリのジャン・フランソワ・コシュによれば、ムルソーの未来のスターのひとりレミ・ジョバールは・・(中略)しかし、ジョバールのワインを試飲した後、私はコシュが間違っていると確信した。ジョバールはすでにスターなのである~~~(パーカーズ・ワイン・バイヤーズ・ガイド2000年12月8日発行第1刷より)
●『Les meilleurs vins de France 2011』での評価

 ムルソー村に位置する生産者で最高評価である3つ星を獲得しているのは、ドーヴネ、コシュ・デュリ、ルーロの3生産者。レミ・ジョバールはそれに次ぐ、2つ星を獲得しています。ドーヴネやコシュ・デュリのワインが非常に高値で取引されていることを考えると、レミ・ジョバールのワインは非常なお買い得といえます。

~~~繊細な醸造家、レミ・ジョバールはムルソーでも滑らかな粘性と軽やかさをもったワインをリリースする醸造家である。村名クラスのキュヴェは他のクリュと比べてもおススメできるアイテムであり、これらのワインは熟成することにより本来の良さを発揮する~~~(Les meilleurs vins de France 2011より)

Les meilleurs vins de France 2011でも高評価を獲得

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パーカー氏を中心とし、ワイン専門誌で高評価連発!!

ワイン・アドヴォケイト誌やワイン・スペクテーター誌といった専門の評価誌でも、レミ・ジョバール氏のムルソーは屈指の高評価を獲得しています。

【ブルゴーニュ アリゴテ】

2009年産 … WA87点

2010年産 … WA88点

【ブルゴーニュ シャルドネ】

2009年産 … WA88点

2010年産 … WA89点

【ムルソー スー・ラ・ヴェル】

2009年産 … WA92点

2010年産 … WA91点 、インターナショナルワインセラーズ90+点

【ムルソー レ・シュヴァリエール】

2008年産 … WS91点

2009年産 … WA90点

2010年産 … WA92点 、インターナショナルワインセラーズ90+点

【ムルソー プルミエ・クリュ ル・ポリュゾ・ドゥス】

2009年産 … WA94点

2010年産 … WA93点 、インターナショナルワインセラーズ91+点

【ムルソー プルミエ・クリュ レ・ジュヌヴリエール】

2008年産 … WS91点

2009年産 … WA93+点 WS89点

2010年産 … WA94点 WS93点 、インターナショナルワインセラーズ93+点

【ムルソー プルミエ・クリュ レ・シャルム】

2008年産 … WS91点

2009年産 … WA93点 WS89点

2010年産 … WA93点 WS94点 、インターナショナルワインセラーズ93+点

ワイン評論家:ロバート・パーカー氏

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最も素晴らしいブルゴーニュ白ワイン80選に選出

 レミ・ジョバールを代表する銘醸畑「ジュヌヴリエール」。フランスのワイン専門誌「La Revue du Vin de France 2010年4月号」にて、「最も素晴らしいブルゴーニュ白ワイン80選」という企画が組まれ、見事に選出。名だたる銘醸ワインにひけをとらない高評価を獲得し、その名を知らしめました。

La Revue du Vin de France 2010年4月号

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