モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

モトックスが提案する、ワインのあるライフスタイル「もっと!ワイン」

  1. ホーム
  2. スタッフおすすめ
  3. 戸田おすすめ「ガルシアーノ 2012」

戸田おすすめ「ガルシアーノ 2012」

2015.02.02
ガルシアーノ 2012
大阪営業部 戸田
大阪営業部 戸田

ある意味しっかり向き合った5日間

 「そんな恰好でウロウロしてたら風邪ひくよ!」とよく親に怒られながら、それでも健康。なんとかは風邪ひかないとはよく言いますが、インフルは突然です。突然であるがゆえに何の準備もしないまま年末年始を菌と迎えることになりました。それは12月29日の夜のこと、仕事納めと同時に治まらない悪寒。翌日はやっと病院に行き、点滴をうけましたがインフルの潜伏期間は5日。とのことで、最も苦手とする「安静」との戦いが始まりました。

 「これはこの機会にじっくりワインと向き合ってみようではないか」と思い立ち、先日の来日で、すっかり魅了されたこのワインと共に過ごすことを決めました。まさかこのワインも、はるか遠い日本という島国で、一年で最もうかれる年末年始をこんな私と5日も過ごすとは夢にも思っていなかったでしょう・・。

 1日目は本調子ではないので、観るだけです。ボトルを。診られる側から観る側へ。いいじゃないですか、この外見。淡いブルーグレーはワイナリーのある砂漠の空でしょうか。空に熟したブドウの実を投げ上げたかのようなラベルです。
2日目、少し調子が戻ったので抜栓。1杯だけ。色はキレイな紫がかったガーネット。香りはバラやラベンダー、バニラエッセンスのような甘い香りも感じます。開いてくるとポプリやクローブも・・・まるで私の庭(と呼んでいる実家の前の公園)にあるバラ園へ満開の10月に訪れたかのようです。口当たりはシンプルなのに、喉を通るとしっかりとしたアルコールを感じます。
3日目、明けましておめでとうございます。ワインは相変わらずの華やかさ。煮詰めたブラックベリーを思わせる凝縮感とローズジャムのような華やかな余韻。干しイチジクや黒糖を思わせるコクも。
4日目、もう出かけたい。フランボワーズを思わせる可愛らしさのある酸が出てきました。グラシアーノ由来の酸をここで楽しめました。一夜で表情が変わりましたね。病状も変わりました。
5日目、感謝の気持ちで煮豚と。しっかりと凝縮感のあるこのワイン、是非噛むほどに旨みを感じられる料理と合わせたかったのです。そこでおせちの残り、煮豚が登場。文句ないマリアージュ。

 「年末年始、ガルシアーノのことを想ったランキング」がもしあれば、世界でも上位に入れそうです。みなさまは是非健康なお体でガルシアーノを味わって下さいね。

 

ワイナリー:ボデガス・アスル・イ・ガランサ

自然農法の考え方を共有する三人の若者がナバーラのカルカスティーリョ村にある古い協同組合を買い取り、2000年に設立したワイナリー。ヨーロッパ最大の砂漠地帯ラス・バルデナス・レアレスの一端にある畑は有機栽培に非常に適しており安定した収穫が強みです。ブルゴーニュやアルゼンチン、南アフリカなど世界各地での経験を活かし、ブドウ本来の個性を引き出したエレガントなワイン造りをしています。

ワイナリー詳細

詳細はこちら