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ワインのキホン

ワインに賞味期限はあるの?

ワインに賞味期限はあるの?

ワインの賞味期限って?置いておけば美味しくなるの?と思われた方必見です!

ワインのラベルを見て、
「どこにも賞味期限が書いてない~!!」 とか、
「ワインってずっと置いておけば美味しくなるのかな?」
・・・と思われた方、必見です。

一般の食品と違い、ワインに「賞味期限」の表示はありません。
未開栓の状態で、長期保存していたワインを飲んでも、
長く置いておいたことによる、身体への悪影響はありません。

しかし、ワインには「早く飲んだ方が良いもの」 と
「じっくり熟成させた方が良いもの」があります!

ワインのタイプによって、飲み頃時期が異なるため
美味しさのピークを越えてしまうと、
本来の味わいではなくなっていることがあります。
長期熟成をさせても、全てのワインが美味しくなる訳ではないんです!

この飲み頃時期は、保存状態によっても大きく変わってきます。
ヴィンテージ(原料ブドウの収穫年)の記載があるワインを
最適な状態(振動と温度変化の少ない冷暗所)で保存した場合の
大まかな飲み頃時期をワインのタイプ別にご紹介いたしますので、
迷ったときはこちらを目安にご判断ください。

● 新酒(ヌーヴォ・ノヴェッロ)・・・・6ヶ月以内
● 軽いタイプの白・ロゼ・・・・・・・・1年~2年
● 軽いタイプの赤・・・・・・・・・・・1年~3年
● ややコクのある白・ロゼ・・・・・・・2年~5年
● ややコクのある赤・・・・・・・・・・2年~8年
● コクのある白・・・・・・・・・・・・3年~15年
● コクのある赤・・・・・・・・・・・・3年~50年
● 貴腐ワイン・・・・・・・・・・・・・3年~80年

※実際にはもっと寿命の長いワインもあります。
上記は一応の目安としてご理解下さい。

軽くてリーズナブルなタイプのワインは、
フレッシュ感を楽しむものが多いので、できるだけお早めに!

そして、長期間熟成に向くコクのあるタイプを
数年~数十年後に楽しめるよう、うまく熟成させるためには
必ずワインセラーで保存してくださいね。

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